[本]スマホ脳

昔はメディア論などという授業も担当していたが,教職関係の授業を担当することが多くなってくることに従い,メディア関係の本を読むことが少なくなった。しかし最近ICT活用関係だけでなく,情報教育に関係する授業担当をすることもあり,少しはまた読むようになった。スマホ脳という本が話題となっていたので,手にとってみた。

本書は,スマホがどのように私達の生活に入り込んでいるか,また使わざるを得ないように仕組まれているか,その心理的な側面などを描いている。また,それにより睡眠時間の減少や精神についてストレスがかかっているようなことについても述べられており,ちょっと読めばあまり使わないほうが良いだろうな・・・と思わせてくれる。

巻末には「デジタル時代のアドバイス」をコンパクトにまとめており,参考になる。

ちょっと書きすぎかな・・と思いつつも,本書から自分でどう付き合うかを考えてみたり,学校場面では他の人ともに考えたりしてみるも良し,批判的に振り返ってみるのも良いかもしれない。やみくもに受け入れるよりも,いつ,どう使うかということを本書を通して考えてみたい。

私個人で言えば,こうした本に目を通すこともあったりして,最近(ここ半年くらい)はできるだけ避けるようにするようになった。それは良いのかどうかということで言えば,自分にとっては良かったのではないかと思うが,皆さんはどうだろうか。街に目をやると,確かに使いすぎのようにも思うが。

日本教育工学会自主企画の予定

3月6日,7日に行われる日本教育工学会全国大会において,自主企画セッションを行うことになった。

タイトルは,「教員を対象とした集合研修の研修転移を検討する」である。私達の研究グループで構築したモデルの紹介,それを考慮した上での教員研修転移に関する分析,研究を踏まえての提言などを行う予定としている。

一般研究発表と並行して,3月7日(日)10時40分〜12時10分に開催されるが,もしよろしければご参加ください。詳細はこちらから。オンライン開催ですが,学会へ参加するための申込みが必要です。

<現職教員向け>大阪教育大学連合教職大学院履修証明プログラムのご案内

大阪教育大学連合教職大学院では,現職教員の方々などを対象とした履修証明プログラム獲得のための講義を実施しております。8つあるプログラムのうち,私は「メディア・情報リテラシープログラム」を担当しております。第1次申込締切は,2月19日です。詳しくはこちらを御覧ください。

簡単に言いますと,大学院の授業を3科目履修し,すべての単位を取得すると,履修証明プログラムというのが与えられます。一気に取らなくても1科目からでも構いません。
いくつかプログラムがありますが,私は「メディア・情報リテラシープログラム」というのを担当しており,3つの講義科目を担当しております。

大阪市学校教育ICT推進リーダーの方で,大学の科目等履修をされた方は,3科目のうち「授業におけるICT活用の理論と実際」をすでに履修したことになっていると思います。なお,こうした形で単位を履修しておけば,将来教職大学院に入学した場合,履修単位が免除され,(ちょっとですが)楽に修了できます。(実は,推進リーダー卒大学院生が少しずつ増えてきているところです)


多くの人に受けてもらえるようにするため,3科目のうち先のものを除く2科目(メディア・情報リテラシーの実践的展開,メディア・情報教育の企画運営)については,完全にオンラインとして進める予定ですので,自宅から参加することもできます。

大学院とまではいかないまでも,もう少し学びたい方にはおすすめできますし,意欲ある現職教員大学院生と情報交換することもできます。周りの方も含めまして,ぜひ受講をご検討ください。どうぞよろしくお願いいたします。

学習評価を進めるには

最近学校現場ではGIGAスクール構想の議論が盛り上がっているようであるが,新学習指導要領への移行に伴い,学習評価に関するニーズが高まってきている感覚がある。

小学校から高等学校まで,順次実施されていくので,評価に関しても,小学校から順次,考えないといけないことの一つとして話題に登ってきているような気がする。たまに,研修等で話すことを依頼されたりもする。

調べてみると,国立教育政策研究所で公開されている資料はかなり丁寧にまとめられているように思う。なのであるが,これを読みこなすためには,かなり時間がかかりそうである。

あるべき姿を示したその次には,それをどう自らの授業や学校に組み込んでいくかについても示されると良いなと思った。実際には説明されているのだが,もっと簡便な方策を考えないとなかなか浸透しないのではないかと思う。

YAMAHA YVC-1000

YAMAHA YVC-1000のスピーカーとマイクを試してみた。マイクはひとつでも教室のほぼどこからでも地声で入ることに衝撃を受けた。YVC-200もかなりのスグレモノだが,段違いである(確かに値段も違うし)。

写真は地味ではあるが,スピーカーにマイク2台を教室の奥の方へつなげたところ。YVC-200ではハンドマイクで話さないと拾ってくれないが,これは普通に話していても大丈夫であった。

遠隔授業,遠隔会議も新時代へ突入した感がある。