「仕事」カテゴリーアーカイブ

連合教職実践研究科主任になりました

4月1日より,大阪教育大学大学院連合教職実践研究科(連合教職大学院)の主任となりました。本学は単科大学なので,このような形の役職名となるのですが,いわゆる部局長の立場となります。

本務が多くなりますので,本務以外の兼業(例えば校内研究会の指導助言や講演など)については,今すでにお引き受けしているものを除いて当面の間,すべてお断りをする予定ですので,どうかご理解いただきますよう,よろしくお願いいたします。

ただ,研究も続けたいと思っておりますし,このサイトの投稿も続けられればと思っております。こちらには,組織とは関係なく,あくまで私個人の視点から投稿できればと思っております。

今後ともよろしくご支援いただきますよう,どうぞよろしくお願いいたします。

2025年度を振り返って

1年の仕事も終わるところなので、恒例に従ってまたまとめておく。年度の途中から大教大12年目に入った。

研究については、前年度終了した科研のまとめとなる論文と格闘し、発行してもらえた。忙しさの中で対応がしんどかったが、なんとか発行にこぎつけることができた。この科研で実は誰かと取り組むものは最後とし、あとは個人研究を進める予定であったが、山本先生が本学に来てくれたので、共同して新たなる科研に取り組むことになった。議論の中で刺激をもらえた。この他、長く心の底にしまっていたことを思い出し、個人で別のテーマにも取り組むことにした。頑張って進めることができたのだが、結果を出すために暗中模索。

教育については、その前の年度とほぼ同様の取り組みを進めた。授業準備の時間の確保の仕方を変え、コツコツと進めることができた。来年度は大きく変わっていくことになるので、なんとか踏ん張りたい。

学内ではこの2年間は連合教職実践研究科の副主任という職を務めた。出席をしないといけない会議も増え、もはや何の委員になっているのかよくわからなくなってきた。お引き受けする時は不安であったが、周りの方々に支えられ、なんとか全うすることができた。そのほか、OZONE-EDUについてもユニットリーダーという立場であったが、特に事務の皆さんにお世話になった。

このように大学の仕事が忙しくなったので、昨年度半分になった対外的な仕事はさらにその3分の1ぐらいになった。出張に行っても疲れがなかなかとれないなと思うことが多くなった(歳のせいだな)。ただ、外に行くと会えない人に会えたり、刺激も多いのでこうした機会も欲しいなと思う。

日本教育メディア学会では副会長、日本教育工学会では総務委員長を務めているが、優秀な若い方に支えられている。学会だけではなく、内部の仕事でも若い人に迷惑をかけずにやりたいなと思っているのだけれど、申し訳なく思いつつ、甘えさせてもらっている。

一度出張がらみで若干体調を崩したことはあったものの、普段は比較的健康を維持することができ、バランスよく過ごすことができたと思う。いろんなことを抱えすぎず、人に助けを求めながら、完璧主義に陥ることなく過ごしていきたい。

学会へ行けば、同世代の輝きが眩しい。また、学内外での若手の人の取り組みの真摯さには学ぶべきものが多い。自分は近づけなさそうだけれども、これはやって良かったなあ、という経験を増やしたい。

2024年度を振り返って

2024年度が終わった。年度の途中から大教大11年目に入った。前任校の長崎大学での勤務が10年弱だったので、大教大での生活の方が長くなった。これで2校にわたり20年も勤務したことになる。

研究では、代表者となっている科研の最終年度であった。予定をしていたシステムを完成させることができた。論文を投稿することはできたが、最終の評価をもう少し充実させることができれば良かった。あと仕事により論文の執筆が後回しになってしまった。研究としてやりたいことはいっぱいあるのだけれど、全部できるわけではない。自分の能力や時間の中で何をしたいのかということを考えていかないといけない。年度末にあった島根大学のセミナーではこれまでのことを振り返る良い機会をいただいた。

教育においては、連合教職大学院を中心に担当をしている。これまでに担当した人をカウントすると50名程度となる。この夏に初めて、自分が主指導教員として担当してきた院生や研究生に呼びかけて研究会を実施した。講義はあまり変わらないのだが、学部の授業についても少し担当するようになった。このようなことは今後増えていくだろう。天王寺キャンパスにおいて、ターム制による授業が始まり、これにはかなり手を焼いた。あと、博士課程の担当教員として名を連ねることになった(初年度となる2025年度入学生の主担当の予定はなし)。

大学においては、連合教職実践研究科の副主任に指名されたのをはじめとして、これまでと比較にならないほど仕事や会議が増えた。特に5月中旬くらいまでは毎日のように会議があり、大変だったが周りの方にもお気遣いいただき比較的安心しながら進められた。あと1年の任期を残しているため、来年度も似たような状況だろう。教員養成フラッグシップ大学に関わる仕事としてはOZONE-EDUの取り組みがあった。ここまでの実績はなんとか順調で、2月にはシンポでも報告をした。

このような状況により、本務ではない仕事について、お断りすることも多くなった。本務ではない学校への訪問・講演等は数としてもこれまでの6割程度に減った。学校と関わる場合については、自分にも学びがあるので、単発というよりはできれば複数回関われるようなところには今後もうかがえればと思う。

学会の活動においては、日本教育メディア学会では改選があり、副会長となった。しかも会長は村上さん(阪大)。初めてお会いしてからもう20年以上となる。当時こんなことになるとは思っていなかったので、入会を誘った立場としては申し訳ないこともあり、頑張ってお支えしないとなと思う。日本教育工学会では、ショートレター編集委員幹事の立場が重く、これ以上担当するのは難しいと思い、早めに辞任させていただいた。理事の担当としては総務委員会副委員長から、委員長となったので、こちらの方はなんとか頑張りたい。日本教育工学協会は、学校情報化認定の審査で手一杯ですいません。

20年仕事をしてきたが、もちろん十分とは言えないと思うが、自分なりに頑張ったんじゃないかと思う。そろそろ残りをどう過ごすかを考える必要がある。

大村市立大村中学校20230928

長崎県大村市は,長崎空港を抱える市。この市の大村中学校で,文科省リーディングDX事業に関わる授業公開があるということで,そこで講演をすることになった。

長崎から大阪教育大学に異動して9年目,まさか呼ばれることになるとはと正直驚いた。長崎大学に着任したとき,教育実践総合センターという教育実習を扱うところに所属した。その際,附属校との共同研究で,当時附属中の実習担当としてお世話になったのが大村中の現校長の田中先生であった。その後も,教職大学院の同僚としてもご一緒する時期もあった。そんなつながりから訪問をした今回の研究会であった。

理科の公開授業が1本あり,それに合わせて授業について議論がなされた。いわゆる個別最適な学びを意識し,クラウド環境を活用しようとする,リーディングDXで目指されている授業だったように思う。授業構想シート(大村中学校の研究のページ)なるものを用意し,先生方がそれに沿った授業づくりを行っているということであった。それについて倉田先生@長崎大学が講評され,そのあとに私の講演があった。

ICTの活用というよりは,教育方法の観点からお話する時間が多くなったが,それで良かったかな…と思いつつ90分とたっぷり話した。2月にも第2弾の公開研究会が催されることになっている。

研究会に参加された人の中には,私の授業を履修していた方や,お知り合いの方などが数名おられ,懐かしい再開を果たした。中でも,長崎時代の終盤に附属学校を通してお世話になった教育庁の鶴田先生とも久しぶりにお会いすることができた。現在では,長崎県の教育の情報化を担っておられる。

昔のつながりを懐かしく思いつつ,現在の長崎での取り組みに少し貢献でき,嬉しく思った1日であった。

<現職教員向け>大阪教育大学連合教職大学院履修証明プログラムのご案内

大阪教育大学連合教職大学院では,現職教員の方々などを対象とした履修証明プログラム獲得のための講義を実施しております。8つあるプログラムのうち,私は「メディア・情報リテラシープログラム」を担当しております。第1次申込締切は,2月19日です。詳しくはこちらを御覧ください。

簡単に言いますと,大学院の授業を3科目履修し,すべての単位を取得すると,履修証明プログラムというのが与えられます。一気に取らなくても1科目からでも構いません。
いくつかプログラムがありますが,私は「メディア・情報リテラシープログラム」というのを担当しており,3つの講義科目を担当しております。

大阪市学校教育ICT推進リーダーの方で,大学の科目等履修をされた方は,3科目のうち「授業におけるICT活用の理論と実際」をすでに履修したことになっていると思います。なお,こうした形で単位を履修しておけば,将来教職大学院に入学した場合,履修単位が免除され,(ちょっとですが)楽に修了できます。(実は,推進リーダー卒大学院生が少しずつ増えてきているところです)


多くの人に受けてもらえるようにするため,3科目のうち先のものを除く2科目(メディア・情報リテラシーの実践的展開,メディア・情報教育の企画運営)については,完全にオンラインとして進める予定ですので,自宅から参加することもできます。

大学院とまではいかないまでも,もう少し学びたい方にはおすすめできますし,意欲ある現職教員大学院生と情報交換することもできます。周りの方も含めまして,ぜひ受講をご検討ください。どうぞよろしくお願いいたします。