高校でのアクティブ・ラーニング教室の利用(府立伯太高校)

昨日,教職大学院の講義の一環で大阪府立伯太高校を訪問した。同校は本年度から総合学科に改編された学校である。それにあわせて設けられたアクティブ・ラーニング教室での授業を拝見し,その環境について見学させてもらったり,同校の先生方にお話をうかがったりした。

普通教室におけるICT環境の整備が進んでいるようで(5,6年ほど前),多くの先生方が一斉提示としては活用されているそうだ。新しいICT環境としてアクティブ・ラーニング教室が用意され,プロジェクタ(電子黒板機能を使える)を複数台活用できる環境と,生徒が利用できるタブレット端末が加わっている。情報の先生方が4名いらっしゃるそうで(当日は中心的に活躍されるひとりの先生からもお話が聞けた),充実していることがよくわかった。

某市では市内全小・中学校にアクティブ・ラーニング教室が設けられるなど(見たことはないんだけど),こうした学習環境が今後増えていくと思われる。校種により,これまでの普通教室とは違った学習の展開が期待されていくことになるだろう。同校において今後どのように学習が展開されていくか,興味深い。

お忙しい中同校訪問のアレンジを行ってくださったK教諭(教職大学院生でもである)に感謝したい。