引き続き，大阪市の学校のICT活用がどのような感じか，モデル校の公開授業が行われているので，時間を見つけて訪問をしている。モデル校にもいくつかタイプが有るのだが，今回はそのうちの「先進校」である東都島小学校を訪問した。長らく，西森先生＠阪大がコーディネータやアドバイザを務めて来られたそうである。

学校としては，日常的な気軽な活用をウリとされて，事例をまとめておられた。また，公開された授業においてはデジタル教科書の活用，子どもが写真に印をつけたものをプロジェクタで一斉提示するなど，たしかに地に足の着いた方法が取られていた。

西森さんの講演では学校の希望ということで，情報活用能力がテーマとなっていた。この学校に限らず，モデル校として先進的にやってきたところでは，授業やねらう学力の見直しが進みつつある段階にある，というところなのだろうと受け取った。こうした学校がどういう授業やカリキュラムづくり，ICT活用にシフトしていくのかは興味深いところである。

このあとも数校の学校に訪問をする予定である。