大阪市のICT活用について学ぶ

大阪に来て3年目に入った。異動した当初は,教師教育学として採用されたこともあり,今後教育の情報化に関することに取り組むことはあまり視野に入っていなかっので,まあ学外の仕事として関わるのだろうなあぐらいのイメージであった。
しかし,ここのところICT活用に関して関わることが増えている。そもそも院生がそうしたテーマを志向することも多く,ストレートマスターの実習校へ赴いたり,現職院生の相談に乗るケースもある。これは,今までにはなかったことである。
そして今年度は講義を担当したり,大阪市と大阪教育大学連合教職大学院が一緒になって進める事業にも加わることになった。特に大阪市のICT活用について,学ぶことが要求されるようになってきた。
そこで昨日はモデル校として公開授業を行っていた大開小学校を訪問した。タブレットPCを活用した授業が3学年で開かれており,先生方の練られた案が生かされていた。すでに第一段階は突破しており,協働的な学びを展開されようとしていて,レベルが高いなと思った。しかもなんと本校の講評役が私の上司の森田教授であり,講演も聞かせていただいた。ICT支援員の方が進められる技術講習会にも参加をすることができた。色々と状況を学ぶことができて勉強になった。
「先進校」のコーディネーターは,ほとんどが知っている人のようだ。6,7月には多くの学校が授業公開をするようなので,実習校訪問の合間を縫って,数校は参加をして学びたいと思う。もしお会いしたら,色々と教えてください。