学会の夏(ただし運営側として)

6月までは実習でバタバタしていたが,7月に入ると,学会関係が慌ただしくなってきた。
ひとつは,日本教育工学会。今週のはじめ,全国大会の原稿の締め切りであった。大会企画委員会に入ってから毎年のことであるが,毎年この頃からなんとなくせわしない。MLに様々なメールが飛び交い,ついていくのが大変。しかし委員と事務局の皆さんが本当に色々とやってくださるので,これまで大きなこともなく,順調に進んでいると言えそうだ。
もうひとつは,日本教育メディア学会。ここでは,事務局を昨年度から務めている。大きな学会ではないが,逆にその分やることはたくさんある。わからないことも多い。全体的な視野も持っていないといけないので,注意を払わないといけないことが多い。山本先生(東大),泰山先生(鳴門教育大)の補佐コンビがバックアップしてくれている。全事務局長の中橋さんには毎回毎回本当に的確なアドバイスをもらっている。皆さんに感謝したい。
今週は両学会で考えるべきことが重なり,かなりの時間をかけて対応をすることになった。発表をどうしよう,論文をどうしよう,査読にどう対応しようということを考えるだけであれば,とても幸せだと思う。運営側に回ったときはじめて,多くの人に支えられて学会というコミュニティが成立していることを知る。過去そういうことを行ってこられた先輩たちに感謝し,自分に今与えられた職務を全うしようと思う。とはいえ,任期終了が待ち遠しい。