同世代の頑張りに刺激を受けて(日本教育工学会研究会)

信州大学へ。日本教育工学会研究会に参加した。発表がものすごく多く,他の学会とも共同開催だった。
今回は連名のみの発表であった。島田先生はさすがの安定感。今回島田先生の科研に入れてもらい,島田先生や木原先生から学ぶことが多かったし,教育研究への見方が広がった。科研には貢献できず申し訳なかったが,ここで得られたことは,自分にとって今別のところで役立っていると思う。成果物となる指導主事用のルーブリックがまとめられたリーフレットは間もなく発行の予定。
ところで,本研究会では,同世代の研究者との議論や発表の姿を見て刺激を受けた。深見さん@島根大や北澤さん@東京学芸大は,学生を研究会に連れてきて発表の場を与え,経験を積ませていた。今までの経験から考えると,指導にすごく時間をかけておられるだろうと思った。今の僕にとって同じことをするのは難しい状況があるのだけれど,別の形で頑張ろうと思う。また,根本さん@愛媛大とは発表後,色々と議論できた。最近学会の参加はその立場から運営ごとの心配ばかりで,正直研究の議論に参加をしているという感覚がなかったのだが,出席して久しぶりに楽しむことができた。
今後の研究に関する構想も湧いてきたので,ちょっと頑張ってみようという気になった。
午前,午後ともひとつの会場に滞在し,他の教室にいて会わなかった人もおそらくたくさんだったのが残念。