反転授業の輪が拡がる(篠山市立丹南中学校)20161115

篠山市立丹南中学校を訪問した。同校はパナソニック教育財団の特別研究指定校であり,私がアドバイザーを務めている。

反転授業をテーマとするこの学校では,前回は数学の授業が公開されたが,今回は数学以外に,英語や国語の授業が公開された。その裾野の拡がりを確認することができた。また,一般的に「授業前に見てこない生徒についてはどうなるの?」とか「教材の準備に時間がかかるのでは?」といったようなことに対して,同校の先生方が具体的にどのように挑戦されているかについても明確になってきた。私からは,これらを含んだ5つの問を設定し,同校の成果と課題を確認した(後日同校へのコメントとして,こちらに文章を寄せたいと思います)。

さらにそれに加えて,反転授業を取り入れる先生にも幾つかの段階があることが確認されたところが大変興味深いところであった。

本校の取り組み,すでに篠山市内の他の学校にも徐々に拡がりつつある気配も感じ取られた。大きな拡がりを期待したい。次回は2月に訪問をする予定である。