日本教育工学会全国大会(大阪大会)のチュートリアルセッションへ行こう

今月,9月17日から19日にかけて,大阪大学豊中キャンパスにて,日本教育工学会全国大会が開催される。いよいよ直前となり,連絡も賑やかになってきた。

学会は,各自(あるいはグループの)研究について互いに情報交換や議論を通して発展させる中心となる場である。今回の大会においてはその基本を重視し,ここ数年進められてきたことにのっとって,それを定着させるべく,少し改善をした。

変更のひとつは,これまで数年実施してきたトークセッションを発展的に解消し,SIG(シグと読みます)の時間帯を二枠確保した。これにより,ひとつしか出られなかったSIGに本大会においてはふたつ参加できることになった。

そしてもうひとつは,チュートリアルセッションというものを実施してみることになった。初日である9月17日(土),11:10-11:40, 会場はA104にて実施される。この時代に本学会の新規会員は増え続けており,研究テーマが広がっている。発表数も多い。その中で,特に新しい会員,若手の会員に向けて本学会が主としてどのような学会かを山西会長にお話いただく。そして先述した今後学会の研究の中核を担っていくSIGとは一体何なのか,どういうテーマがあるのかなどを村上SIG委員長が,おそらく楽しいトークで盛り上げながらお話をしていただくことになっている。本会のコーディネータは,次期大会校で中心的な役割を担われる深見先生(島根大学)で着々と準備をしていただいている。

お知り合いの方で,本学会に初めてだとか,まだ入会して間もない方がいらっしゃれば,ぜひご参加いただけるよう,宣伝をお願いしたいと思います。また,大会に参加の方はどなたでも参加できますので,再度学会の全体像を把握したい方にもおすすめしたいと思います。ポスター発表と同時刻に展開されますが,一部の時間帯ですので,終了後にポスター発表を見てまわることもできます。ぜひご参加ください。