普段通りにかかわる(熊本の学校へ訪問して)20160517

熊本市立出水小学校の校内研究に参加をした。学校は5月10日から再開されている。以前から予定されていたものの,4月の地震を受けて,私は開催は無理ではないかと思っていたが,無事に開催された。
4時間目に2クラスの授業を参観させていただいた後,5時間目が金井先生の6年生の研究授業であった。子どもたちの事前授業の成果がすばらしく,先生の予想を上回るものであった。金井先生も,事前の番組の分析に懸命に取り組まれていた様子がよくわかった。授業後の研究会では,色んな議論が尽くされた。番組視聴の基本的な要素を確認しながら,今後授業づくりにおいて気をつける点についても,ある程度共通理解できたのではないかと思う。
私からはあまり積極的には聞かなかったが,学校の運営については,まだおそらく色んな問題が山積しているのではないかと思う。でも,子どもは元気で挨拶もしっかりしているし,授業研においては,1月同様真剣な議論がなされていた。熊本の従来からの文化なんだと思う。普段通りに行われていることに,私もいつものスタンスでかかわること,それがささやかだが,まずは自分にできること,と思う。