今日,明石家ジャパンという番組をやっていた。マイナースポーツを取り上げて,それを応援していくというものだ。それを見ていて思い出したのだが,最近,こんな本を読んだ。
- 作者: 最相葉月
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/01
- メディア: 新書
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新しい新書シリーズらしい。中・高若手向けの。(普通,この分野の研究者なら当然その横にあった内田樹著「先生はえらい」というのを選ぶべきなんだろうけど,まあそれはよしとして。)マイナースポーツを観戦し,そのときの状況をまとめたものだ。必ずしも誰も知らないとかそういうものはあまり無いんだけどね。ラクロス,セパタクロー,ボディビル,古武道,スポーツ吹矢(これは存在にびっくりしたけど)など。24のスポーツが取り上げられるのだが,一つ一つはそんなに長くない。気軽に読めて,面白かった。切り口とかまとめ方がすごくうまい。さすがはプロの書き手だね。一番笑ったのは雪合戦に登場していたチーム名。「ロード・オブ・ザ林務」。あとスポーツのひとつで「キンボール」ってのは読んでも今だによくわからんかったけど。
話は戻るが,明石家ジャパンに出てた最後のスポーツ,もう名前を忘れてしまった。オランダにあったスポーツなのだけど,門外不出の状態から,日本でなぜか行われるようになったもの。日本の競技人口8名。棒高跳びみたいな棒に上って,川(池)の向こう岸,しかもより遠くへ飛ぶもの。まあ,番組を見た人じゃないと誰もわからないでしょうが。