重要なフィールド

昼より萱野東小学校へ。今年度は何度行ったことか・・・。15時から2時間,1年間やってきて,次の年度に向けた目標に関する資料は用意されていたのだが,事前の打ち合わせが不足していた。進行としてとっさに思いついてやったことは次の2点。(1)低・中・高学年に分かれた能力表の見直し。「とりたて」指導を行う単元の明確化。目標と関連する学習単元の抽出の精緻化。コミュニケーション能力育成の構成要素としている「態度」,「知識」,「能力」が一致しているかどうか。続いて,クラスごとのグループに分かれた。たとえば1年生の1組から6年生の1組などというように。同様にして,2組グループ,3組グループというように。そこでは低・中・高学年の目標がちゃんと発達段階ごとに整理されているか,どの点が修正の必要があるかを検討してもらった。もちろん,この2点をやることですぐに解決するとは思っていないけれども,どうしても研究部内での仕事となってしまうので,全体的な共通認識を持ってほしかった。最後は用意してきたことについて私から話した。「コミュニケーション能力と評価」。「コミュニケーション能力」が何かにもよるが,非常に評価をしにくい。様々な評価方法の折衷となるが,どのような方法が具体的にどういう評価に使えそうかについて試案を述べた。折を見て,どこかにアップするつもりです。来年度以降も数は少なくなるが,いくことになっている。11月あたりには公開研をやることになった。1年目,どこまでできたか,そして次の年もどこまでできるかわからないが,できることはご協力できれば,と思う。今年,本校の授業は全学年はもとより,空いた時間も他のクラスを見てきた。ほぼすべてみたのではないか。私にとって,関西で一番重要な学校現場のフィールドとなった。何とか研究に結び付けられるようなことができればよいが・・・。

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