実習校への訪問がひと段落(教職大学院学校実習)

私が所属する教職大学院は,全国どこでもそうなのだが,大学院において実習が10単位課されているのが大きな特徴である。今,M1,M2生計6名を担当しており,彼らのいる実習校を時折訪問し,挨拶をしたり授業見学をさせてもらっている。

5月の連休明けから本格的に始まり,M1生については学校への挨拶や実習の説明,M2生については早速実習校での授業が行われてきた。私の場合は6名がそれぞれ別の学校にいるので,6箇所を回ってきた。同じ日に2校訪問というのはザラにある。夜間講義に院生が出席しないといけない関係から,すべての学校が天王寺から1時間の範囲に収まっているが,学校間はもちろん1時間ではないところもあった。しかしようやく今日でその訪問が概ね終了した。

実習校の先生方のご理解はもとより,大学の事務の方や教育委員会の方々が努力してくださって,これまでよりもずっとスムーズに実習が進められるようになったと思う。一方院生がそれを確かな学びとするために条件整備が必要な点もまだ残されているなと思っている。

いろんな学校に訪問することで,地域や児童・生徒の違いなどを見ることができて,私も勉強になっている。問題は,スケジュールと体調の管理が難しいというところ。実習が集中する期間の外部の仕事は極力断っているが,それでも少し入ってきて辛かった。このあと,後期の10月から11月についても同じような展開が予想される。