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食欲旺盛

午前はメール処理,論文の確認。長くなりすぎていて終わらず。午後から同志社女子大学にて非常勤。3こま連続なのだが,2コマ後におなかが減る。そしてパンを買って食べる。良くないよなあ。最近,食欲がなぜか旺盛だ。太らないようにしよう。これから飲み会も続くしなあ。

やはりエースナンバーは20番だろう

中日ドラゴンズの新人会見より(http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20041215&a=20041215-00000006-sks-spo)。新人の中田選手にエースナンバーとされている20番を与えようと言うのだ。ちなみにこれまでのメンバーはこちら(http://sebango.hp.infoseek.co.jp/sebangou20/c-dragons-sebangou20.html)。中日に限らず,球界のそうそうたるメンバーだ。これまで「右投手のエース」とされていた。川崎のときはちょっとどうかなと思ったが(彼の戦績による結果論ではなく),それでも期待も込めてのものだったと思う。右投手と限定するまではやりすぎだと思うが(一時の今中,野口や山本昌など左投手ががつけても良かったと思う),今回はそれをどこまで緩めるんだ。今年は川上が活躍し,今後は空いた20番をつけてエースとして君臨してほしかったのに。守るべき伝統と言うものはあろう。たかだか2年目の監督が決めることではない。ちなみにドラフトについても言うと,即戦力に傾きすぎなのはどうかと思うぞ。今の中心選手を見ればわかることだろう。

早速出た

こんなに早く何らかの対応策話が出るとはね。文科省「ゆとり」転換、授業時間増を検討(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041215-00000001-yom-soci)。調査は2003年。学習指導要領の改訂は2002年(小・中)2003年(高)。そんなに効果てきめんだったのか?低下って言うのは一部の記事では1999年のものと比較しているが,2001年までのカリキュラムはあまり変わらないはず。もっとも,そんな中で学力が低下しているのだとしたら,むしろ他に原因があるわけで,学習意欲とか,子どもを取り巻く環境とかそれはそれで検討する必要があるとは思う。とにかく,時間数の問題だけではないと思うが。

ところで,「ゆとり教育」という言い方は,総合的学習を研究対象としてきた私から言うと納得がいかない。時間数削減とともに入ってきた総合的学習や,選択学習,情報教育などで学習者の主体性を重視した教育を進めるとするならば,ただ一斉指導を受けてそれを解釈するよりもより高い思考力,判断力が求められるからだ。時間数の削減による「ゆとり」のみを言っているのかもしれないが,しっかりとやっている実践はとても教科時数の削減では間に合わないはずで,「ゆとり」の一言では語れないのではないか?

PISAの調査については,問題と結果をもっと詳細に検討する必要があると思う。どのような問題でどのような能力を問うているのか。本来ならすぐさまやるところだが・・・。早く日本語の文献を手に入れないと。さすがに英語では・・・。あ,なるほど。これが「ゆとり教育」の弊害だ(笑)

精彩を欠く

朝から論文。内容修正,参考文献の整理,アブストラクト執筆。午後から非常勤調整,ソフトウェア購入の手続き,重要メール処理。村上さんと話。精彩を欠いた一日であった。まあ,こんなところか。

オーストラリアの学校

icce2004にてオーストラリアに行った折,ひとつの学校を訪問してきた。Apollo Parkways Primary school(http://web.apolloparkps.vic.edu.au/)。コーディネートしてくださった黒上先生@関西大学(http://ks-lab.net/haruo/tours/2004Australia/apss.html),同行メンバーのひとりである中川先生@金沢大学(http://hitorin2.exblog.jp/m2004-11-01/#1380056),次の日に行かれた堀田先生@静岡大学(http://horitan.cocolog-nifty.com/diary/2004/12/20041201.html)がそれぞれ書かれているので参考にされたい。僕が思ったことをシンプルに書くと,ひとつは教室の使い方,掲示物に先生の個性が反映されていて,日本のそれとはまったく異なること,もうひとつは問題解決学習がかなりシステマティックに展開されていることだ。プロジェクト学習が積極的に展開されていて,計画や調べ,まとめの段階で何をすればよいのかと言うことが掲示物にがんがんはってある(ここに示した写真など)。これについては賛否あると思うが,どのような本などを根拠にしているかは調べる必要があると思うし,総合的学習にも役立つ知見がきっと見えると思う。当日は学期末ということで通知表を配布しているシーンを目にしたが,自分がどの学年レベルにいるかが示されていた。2年生であれば,3年生のレベルにすでに達している子もいれば,1年生程度のレベルだということを記録されている子がいるのを想像するとわかりやすい。

当日のメモより

  • 全校で730人
  • 幼稚園からある。20から21人
  • 2年生以上は24人から25人
  • パソコンは4人に1台。教室に6台。高学年はe-mac。アップルスクール。
  • 専科は音楽,体育,芸術(アート),イタリア語,図書
  • ボランティアで母親が指導補助を勤める
  • 人を集めるためのパンフレットがある
  • 新任がきたら,メンターと組ませる
  • Planning Weekというのがある。年間カリキュラムをグループを分けて細かく決める。
  • 年間の訪問者は1200人。
  • 学校選択性を取っている。30%が校区外から。
  • 卒業生は中学校でも成績が良い。
  • NHKの子どもニュースのようなものを見てた。TCCというらしい。
  • 6年生のプロジェクト学習はTo 7 year Teacher。もうすぐ卒業なので,これまでの生活をまとめると言う感じであった。