「長崎」カテゴリーアーカイブ

解夏と坂

もうちょっと前になるが,解夏という映画を見た(原作はさだまさし)。ドラマ化もされたものだ(見たことは無いが,タイトルは違ったものになっていたと思う)。僕が見たのは映画版。ストーリーはおいといて,長崎を扱っていること,石田ゆり子が一応研究者(教育心理だったかな。あまりストーリーには関係ないけど)ということもあって,なかなか思いいれ深く見ることができた。その作品にまつわる旅ということで,舞台のひとつとなったヘイフリ坂をめざして歩いてきた。皓台寺と大音寺の間にある。

f:id:kostera:20050530010206:image

あのね。キツイ。本当にキツイ。ここに何度も書いているけれども,僕結構ジムにも通ってて,同じ年の人よりは体力はあると思います。それでもゼーゼーいいながら登りました。登ってもあるのはお墓です。なぜにこんなところにお墓を作るんだ・・・。後世の人の墓参りを苦しめるためじゃないかなんて思ったりしました。うえからの景色はなかなか良かったです。でも写真はお墓も写ってたりするので,やめておきます。

長崎の坂に関する名所はこのページを読めばよいと思います。

そういえば・・・。先日,この日記で,探偵ナイトスクープの坂のネタが話題になりましたが,こちらでも2,3週前に放送されました。坂の研究者は環境科学部の先生だった模様。坂を自転車でのぼってたけど,本当にキツイ坂は階段になっています。僕も家の行き帰りは階段を使っています(これもそんなに長くは無いが,しんどい)。

たまに不思議に思うのは,山の上にある家。その家まで本当に道があるんかいな・・・と思うほど高台にある家を見かけることが多い。駐車場からさらに階段を使って自宅へつながっているところも多いようだ。

今度は解夏第2弾の散策を計画しています。

天気あれこれ

長崎に来てひとつ嫌なこと。強風。晴れの日はいたっておだやかであるが,ちょっとでも天気が悪くなると(関西の)台風並みに風が吹く。はじめはたまたまかと思ってたが,そうでもないようだ。「長崎は今日も雨だった」の歌みたいにのどかではない。変なイメージつけるなよ,清。気温はあったかいようなイメージだとは思いますが,実際ここ1ヵ月半京都の気温と比較した結果によると,ほぼ毎日最高気温は大体同じ,最低気温は長崎のほうが高いという感じ。あと,日没がえらい遅い。気がついたらもうこんな時間・・・ということが多い。

住居事情

ご当地すまい事情(長崎県)というのを見つけた。自転車率が低いのは納得。自転車広場ホームページによると沖縄についで低い。大学生でも乗れない子がいるというのを耳にしたことがある(真実はよくわからないが)。どうやら自家用車保有率も低いらしい。都道府県別の自家用乗用車普及状況(PDF)を見てみると長崎は42位とかなり下のほうになる。40位台が都心部がほとんどなのに対して長崎があるのは異例だ。ほとんどの人が車を持っていると思っていたので,意外だ。様々な要因があるのだろう。坂が多い,意外に混む,長崎市一部に走る路面電車は100円である,高齢者が多いなど。

ついでにこれはうちの先生から聞いた話だが,長崎の坂が多いせいもあってか,主婦は体力があるということを研究されていた先生がいたそうだ。

こういう視点からも「長崎学」かなんかとして総合的学習のテーマになると僕は思う。決して出島やオランダ,キリスト教,原爆,平和で連想されるだけではない。なんて無理やり研究系につなげてみたりして(^_^;)ただ調べてみただけです。

長崎県立美術館

土曜日に長崎県立美術館がオープンしたとのこと。建物はすでに見ていて,よさげと思っていたので期待。ホームページには総合的学習等での美術館利用が載っていた。またチェックしてみよう。ところで路面電車では,この美術館を宣伝する列車が走っているのだが,あまりセンスが無いような気がするのは僕だけだろうか。近いうちに写真におさめたいと思います。