2018年度を振り返って

年度末の中でなんとかサーバの移動を終えた。この1年について振り返っておきたい。

2018年度は大阪教育大学4年目となる1年であった。ようやくルーチンで進められるようなことが増えてきた。その一方,2019年度から連合教職大学院の大きな改組となることからその準備に追われ,会議への出席が増えた。

研究については,毎年悩んでいるが,思い切ってスタンスを変えないといけないなと思う年だった。2度目の基盤研究(C)が助成され,たいへんうれしく思った。一方,いわゆる「研究室」全体で研究をやっていく立場ではないため,自分なりの研究モデルをどうやって形づくればよいのか,いまだ暗中模索している。これまで出版されたなかったものが出たり,依頼されたものではあるが継続して書き続けることだけは心がけているので,それなりの数のものが公開された。新聞記事の連載などもはじめて体験した。

学外の仕事に関しては,都合や体力の面もあり,少し断るケースが増えた。それでも,講演等は今までと比してもっとも多くなってしまった。継続的に関わる教育委員会,学校が増えた。

日本教育メディア学会事務局長と日本教育工学会の大会企画委員長を同時に担当し,3年間が過ぎたが,前者は担当を外れた。引き続きメディア学会は企画委員長と任が重い。教育工学会の大会企画委員長はかなり重い仕事で,2回化に関わる中で悩ましい場面が多かった。

多くの人と関係する中で,自分が動かないと始まらないことが増えると,どうしてもそちらから手を付けていくことになる。結果,研究や教育のことを後回しにしてしまうことを反省したい。特に講義準備が後回しになることが多いので,これは反省し,改善したい。

タイミングから見て,大阪生活の第1期がほぼ終わりつつあり,第2期への移行期に入った。いろいろと変化も多くなるだろうが,元気に過ごしていきたい。しかし,こうやって書いてみると,年をとるとぼんやりとした書き方になるなあー