小学校英語と教育メディアの活用(関西メディア教育研究協議会にて)

標記研究会におけるワークショップのコーディネータとして参加したが,他の先生方の講演も聞いた。これは午前中にあったもの。

文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 菅正隆先生が「小学校英語と教育メディアの活用」というタイトルにて講演が行われた。

  1. 英語活動の目標は,スキルというよりも英語を通したコミュニケーション能力の向上や言語や文化についての理解である
  2. 実施は小学校高学年の「領域」または「総合的な学習の時間」としての位置づけ,週1回程度について検討されている
  3. 小学校中学年および低学年では「総合的な学習の時間」および「特別活動」の中で充実,教育内容や授業時間の扱いについては引き続き検討

とのことであった。

またへき地や離島で小学校の必修内容を設定する場合に,中学校教員の活用や遠隔教育の実施について積極的に検討する必要がある,というお話もあった。それの中心機関としてはNIME(メディア教育開発センター)が中心となって研究開発に着手しているのこと。

NIMEがどのように研究を進めているのかまだ良くわからないが,長崎大学において自分がやろうとしている方向性は間違いのないものであることを再確認した。また,小・中の教員の運営上の交流という発想はあまりなかったので,教科に限らず今後検討していく必要がある。

離島プロジェクトでも英語のことを考えていく必要があると思った。

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