コーチングの技術

コーチングの技術 (講談社現代新書)

コーチングの技術 (講談社現代新書)

コーチングにはかねてから興味があったし,本も数冊読んだと思うが,どういう歴史的背景があるのか分からず,なんだか適当に書いているなあという印象しかなかった。この本ではその前提から明らかにしてくれているので,よくわかった。コミュニケーション(能力)関係の本と重なる部分が多いが,人間の関係性(ここではたとえば「上司」と「部下」に示されるような)が異なるのかなあ。「コーチングの技術」が,自分が自分でコーチングするセルフコーチングに活かされるというのは同意見。教育方法についても同じことが言えると思った。コーチングに興味がある人はまずこれを読めばよいと思う。

こうした本は興味があって結構読んでいるが,実践するのは相変わらず難しいなあと思った。普段のコミュニケーションをできるだけ対象とはしているけれども・・・。教育現場で用いるのは本書を基本にはするが,そのまま利用できない部分もあるように感じた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください