別れ際は難しい

今月別のところに引っ越すということは,自分にとって別れの多い時期ということだ。研究仲間とか,友人であれば,回数は少なくなるけど,「また会える」という確信を持てる。それはそれでさびしいけれども。でも,もう二度と会えなさそうな別れもある。決してめちゃめちゃ親しいというわけではないけれども,やっぱり別れは別れ。自分の生活の一部だ。今日は散髪へ行ってきた。もちろん,今日で最後だ。1年ちょっとのうちで顔を覚えてもらえるようになってきた。切ってもらってるときもあまり積極的にしゃべるほうではないので,このまま言わずに普通に帰ろうと思っていた。ところが何かの拍子に言っちゃった。「転勤です」などと。ことのほか,残念がってくれた。しかも,「悲しいですー」ってだけではなくて,わざとらしくなく。なんだかうまく書けないんだけど。さわやかに別れることができた。散髪屋の彼はそういう状況も多いだろうし,いい意味で慣れているのかもしれない。

別れを告げたとき,えらくあっさりとされることが多いことが今回良くわかった。確かに自分にとってはいい機会で,祝福もしてくれるんだけれども,寂しいなあと思うことが結構あった。異動が決まった直後は「俺にとってはかなりの転機やのに・・・」と思いながらかなりイラついたこともある。まあそういう気持ちは人それぞれだから難しい。自分は独り者だし,移動先には友人が一人もいないということも作用しているかな。

別れ際(女性に限らず!),難しいなと初めて思った。素直に気持ちを表現するのが一番なんだろうね。どんな人であっても,多少付き合いがあるなら「いい感じ」で自分の気持ちを表現できればと思う。これから待っているたくさんの出会いに関しても同じですね。

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