「仕事」カテゴリーアーカイブ

「長」の名のつく仕事も難しい

先日,日本教育工学会の総会,理事会等が実施され,これまで長らく務めた大会企画委員会委員長を退任し,新たに研究会委員長に就任することになった。

大阪に来た頃ぐらいだろうか,近年職場内外でこのように「長」を担当することが出てきた。やってみると,今までの悩みとは異なる悩みがいっぱい出てくるなあと思いながら,毎日を過ごしている。簡単な仕事はない。それでもなお,基本は「ありがとう」と「ごめんなさい」といういうことも実感しつつある。

さて,これから大会企画委員会としての最後の全国大会があると同時に,新しい研究会の仕事も把握しなければいけない。もちろん,教育工学会以外の業務もある。数カ月はそれを乗り切ることに,苦労しそうだ。

教育新聞に寄稿

教育新聞社さんには,昨年度遠隔合同授業に関する連載の機会を頂いてからのお付き合いとなる。

今回,同社から,教育新聞に「円卓」というコラムを依頼され,投稿した文章が掲載された。

テーマは何でも良いということだったので,タイトルを「越境できる教師教育者を」とした。最近このことについて考える機会があり,今の段階で考えていることを文言化しようと思った。

購読会員限定の記事となっているが,もし機会があればお目通しいただきたい。

パナソニック教育財団特別研究指定校アドバイザーの担当

パナソニック教育財団の専門委員となり,数年がたつ。この関係でこれまで過去3校,特別研究指定校のアドバイザーを務めてきたが,本年度から新しい学校を担当することになった。

学校は大阪市立新巽中学校。テーマは「アダプティブ・ラーニングを地盤とした21世紀スキルとESD教育の推進 ~全生徒を全教員で見守り、自己実現を可能にするICTとAIの効果的な活用~」となっている。

先日,事前訪問をし,財団の方から本助成の概要について説明があった後,テーマや今後の方針についていくつかコメントをした。今後,うまく進めていくことを期待したい。

特別研究指定校といえば,以前は,2016,7年度に篠山市立の丹南中学校を担当した。この学校との付き合いは現在も続いており,その内容をさらに発展させている。同校のあとに続けるよう,サポートできればと思う。

分担執筆による書籍が出版された

分担執筆者として関わっていた書籍が出版された。

本書は教員養成における学部段階の「教育の方法と技術」で利用することを想定したものである。教職課程コアカリキュラムに対応している。私の執筆箇所は以下の通りで,うち2章を担当した。

寺嶋浩介(2019)授業をつくるということ,模擬授業・研究授業の実施と改善,稲垣忠(編著)『教育の方法と技術 主体的・対話的で深い学びをつくるインストラクショナルデザイン』(共著:第3章,第15章,pp.27-41, 199-213.) 北大路書房,京都(2019年3月20日)(全232p)

大学での授業を想定しているが,そのエッセンスは教職大学院での授業や,現職教員にも役立つような内容となっている。さすがの稲垣さんの編集具合で全体的な統一感が出て,とてもよい書籍に仕上がっている。

連合教職大学院のメディア・情報リテラシープログラム

改組と同時にスクールリーダシップコースという現職教員が入学してくるコースへ移籍したが,本コースの特徴のひとつとして,「プログラム科目」というものがある。

本コースに入学した院生は,5つあるプログラム科目のうち,どれかを履修しなければいけない。そのうちのひとつが「メディア・情報リテラシープログラム」となっている。その他詳細は,大学院のページを。

プログラム科目は,計6単位となる3つの講義から成り立っている。「メディア・情報リテラシープログラム」は,「授業におけるICT活用の理論と実際」「メディア・情報リテラシー教育の実践的展開」「メディア・情報教育の企画運営」で構成されている。

なお,これらの科目は,連合教職大学院に入学をしなくても受講することができる道筋がある。履修プログラムのページにその概要が書かれている。

他の講義もそうなのであるが,うちの教職大学院では,ティームティーチングによる展開が多い。他のプログラム科目も含め,ここでもそれは同じスタンスである。本来は研究者ー実務家の組み合わせで実施することが多いが,この「メディア・情報リテラシープログラム」では,この4月に特任講師としてお迎えした板垣先生とともに,研究者コンビで展開していくことになる。着任されたばかりの板垣先生とともに,より充実したプログラムを作り,大阪およびその近隣のメディア・情報教育を盛り上げていきたい。