ハイブリッド型授業のセッティング

大阪教育大学では,後期に「ハイブリッド型授業」というのを一部の授業で試みることになった。半分は教室にいて対面で,半分は教室外にいて,ZOOMにアクセスをする。環境を自分で構築する必要があるので,とりあえず,次のように準備をした。

写真の手前には,ホストPC。これをiPadにつなぐ。Epoccamというアプリを用いて,iPadで映している教壇の映像を配信(PCの画面に配信している映像が少し映っている)。このホストPCには,ヤマハのマイクをつなぎ,マイクはもちろん,スピーカーの役割も果たしてもらう。教員はハンドマイクで話すと,そこそこの大きさでZOOMを通して伝わるし,広い教室でも大丈夫。

写真の左端中段には,小さくPCが写っているが,これは教員がパワーポイントを提示するためのスライドである。このPCからもZOOMへアクセスする(ただし,マイク及びスピーカーはミュートにしないとハウリングを起こすので注意)。この教員用PCから画面共有をして,ZOOMからアクセスする人に伝えることができる。教員用PCの画面は,HDMIを通してプロジェクタにつないでおくと,教室での対面受講者に対応できる。

今まで持っている機材で対応した。iPadのスタンドは事務で借りている。新たにかかった費用はEpoccamアプリの有料版980円のみ。