依頼者の思い通りの「コマ」になれたか?(寝屋川市ICT教育担当者研修)20170629

寝屋川市教育研修センターに赴いた。「専門性研修講座 ICT教育担当者教員研修」の講師として。これまで同市にはこのような研修はなかったが,今年度から4回シリーズで開催されることになった。その栄えある第1回目を担当することになった。教育の情報化について基本的な考え方を学ぶというのが目的であった。加えてタブレット端末が各校に41台導入されており(この市の規模にしては進んでいると思う),その活用事例についても取り上げてほしいということであった。
実は担当指導主事が,我々の大学院の現職院生ということで,この実施が実践課題研究のテーマとなっている。今回に至るまでに,彼から趣旨やリクエスト内容,同市の現状などをうかがったりした上で,実施させていただいた。1回の研修では依頼者からの丸投げであることもあるのだが,さすがにうちの大学院生だけあって,そんなことはなく明確な意図のもと進めることができた。さて私は,大学院の教員として足を引っ張って失敗できない状況の中,ちゃんと「コマ」のひとつとなれたかどうか・・・。大学院のリフレクションミーティングで確認しよう。私のリフレクションになりそうだ・・・。
このシリーズ研修は,私を前座とし,その後は関西の教育の情報化ではどこでも名前を目にするあんな先生や同僚のこんな大先生が講師として登壇されるそうだ。盤石の体制で進められることに違いない。