「研究」カテゴリーアーカイブ

萱野東小学校での研究まとめ

昨年度,幾度となく通った萱野東小学校の研究のまとめがWebにアップされている。全部公開されているとよいのだけれど。先日研究紀要を送っていただいたが,1年目の試みをまとめておくのは後々重要だと思う。ちなみにウェブのほうでは私が書いたものがアップされているので,興味のある方は読んでいただきたいと思う。

本年度科研

自分の科研(若手研究)が2年目を迎える。最終年度である。「ICTを活用した構成主義の授業モデルと教授方法の開発研究」。国際会議の発表を数本行ったし,後は論文が採択されれば,自分としては上出来(?)。来年度必ず申請の必要が出てくるので,そのつなぎとなるような1年にできればと思う。また長崎大学内では藤木先生を代表者とする「円滑な日韓遠隔交流を実現する提示教材の効果的多言語表示法と必要な伝送画像品質」に分担者として途中参加することになった。さらに前任校の京都外国語大学における小野先生の科研「マルチリンガルCALLにおけるティームティーチングと教材作成に関する実証的研究」が2年目をむかえる。工学会のショートレターは採択されたが,さらなる総合的評価を行おうと検討中。自分の出身校である関西大学ではいまいちどうなっているのかわからないが,「『教育の情報化』に対応した双方向型デジタル学習環境に関する実証的研究」の報告書がまとめられていくことになっている。

IDマガジン

岩手県立大学の鈴木克明教授を中心とするグループによるIDマガジンの第10号が発行された(メールだけど)。インストラクショナルデザイン(教授システム設計)の情報を得るのに,わが国では重要なリソースとなっている。寺嶋はその中で「【シリーズID理論紹介】 第6弾 ランダ方式」を担当している。ご興味のある方は一読されたい。ちなみに,長崎大学所属としては初名義の文章となった。この内容は関西でのeel研究会でまとめてきたものを文章化したものである。こういうことに興味がある人で,この春,関西地方に来た人は研究会のページから村上さん@京都外大にコンタクトを取ってみるとよいかも。