遠隔授業の研修会に参加20220929-30

京都府北部地域で実施されている令和4年度学舎制導入校における遠隔授業推進のための研修会に2日に渡って参加をした。

この地域における宮津天橋高等学校,丹後緑風高等学校はもともと4つの高校があったが,2つの高校そして4つの学舎で編成された。2つの学舎は離れていてもひとつの高校で,例えば校長先生はひとり。特定のいくつかの教科において,遠隔合同授業が行われている。

私が京都府からの研究生を5年にわたって5名をこれまで引き受け,そのうちの2名がこの遠隔授業の運営に中心的に関わっていることもあり,この地域と4年程度のお付き合いを重ねている。

本格実施に移行しつつあることで,2日に渡って各校の学舎ペアの遠隔授業をいくつか拝見した。着実にステップアップしている様子を確認することができた。一方,技術上の課題の問題発見や対応がなかなか難しいなと思った。

訪問してみると,自分の身の回りの地域だけ見ていてはよくわからない地域社会のことや未来のことについて考える機会があった。現場を見ないと,そして話さないとわからないこと,知らないことがいっぱいある。考える際には多少,長崎での経験も役立った。

担当の加藤指導主事,現場の中根先生や安見先生には大変お世話になりありがたかった。

ところで各校では両学舎の部活動も合同なのだそうだが,野球に関しては2校4学舎合同で秋季大会に出場したとのこと。強豪校をやぶり,ベスト8だったのだとか。阪神糸井選手の母校であることもあり,話題になったのだそう。明るい話題である。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d9a781650d5a04337c55c89a975e79f0acd9b06