学校現場で修了生と会う

先日,ある学校へ訪問をした。教育委員会の事業によるテーマの委嘱を受けた学校の校内研究会で,その講師として呼ばれた。この教育委員会の担当者が,大学院の修了生であり,声をかけてくれた。事前に丁寧に当該学校の置かれている状況について教えてもらったので,スムーズに進めることができ,自分としても珍しく,ある程度責任を果たすことができたのではないかと思っている。

修了後,当該学校の先生に話しかけられた。なんとこちらはストレートマスターの修了生であった。みんなマスクだらけだし,事情もあってまさかこの自治体にこの修了生がいるとは思ってもいなかったので,大層驚いた。はじめて行った学校で,よくわからないが,雰囲気の良い学校だと思っていたので,そこで働いていると知り,安心をした。後でよく考えてみると,学校の研究テーマから考えると,本人の在学中の取り組みを十分活かすことができるはずだから,さらに頑張って欲しい。

今年度はこのような状況でなくなってしまった仕事もあるが,6年目になり,修了生と現場で出会うことが増えた(先日も,研修準備に汗を流す修了生と偶然,立て続けに遭遇した)。大阪に根を下ろしたことを実感する1日となった。 今学校現場は大変な状況であるが,修了生のひとたちには,頑張って欲しいと思う。