外部評価者となる

先日は,担当する事業の外部評価を受けたのだが,今度は外部評価者の役を担った。ある短期大学のとある事業の取り組みに対してコメントをするというものであった。もちろん教育に関するものである。

自分も大学教育にかかわるものとして,その経験から色々ということができる。そもそも教育の問題は多くの人が何らかの経験をしていて,なんでも言うことができる。

先日外部評価を受けたおり,外部評価者をお願いしていたある研究者の先生は,感覚的なものではなく,ご自身がこれまで進められてきた研究の立場からも語っていただき,大変参考になった。私も好き勝手に語らず,特に今回は自分の専門の立場から,教育方法やカリキュラム,初等中等教育の取り組み,学習指導要領などの視点を交えたつもりで,かつわかりやすく伝えられるように,外部評価者としてコメントした。

果たしてその役割を果たせたかどうか・・・。実は私に依頼して下さった方はもうこの大学にはおられないので,そのコメントが妥当かどうか確認しようもないのだが,ある程度うまくやったと信じたい。

ところでこの短期大学の取り組み,毎回進捗をうかがうたびに,真摯に取り組まれていることがよくわかる。いつも頭が下がる思いである。