行政研修に関わって(尼崎市)

尼崎市教育総合センターのアクティブ・ラーニングに関する研修に関わり2年目になる。1回2時間半の研修を7回シリーズで担当しており,今年度も5回目が終了した。
本日は12回目となったが,今までで一番話さずに進めることになった。センターの担当の先生が基本的に案を組み立て,私は途中で少しだけを話す形を取ることになった(もちろん事前打ち合わせは別途重ねているが)。また,プログラムには昨年度の研修受講生からの現在取り組んでいることについての話題提供もあった。昨年度受講した立場から,あるいは現場からの目線をとてもわかり易く頑張っている様子を報告してくれた。今回の研修ももちろん課題はあるのだが,昨年度の取り組みを更に発展させる形で取り組むことが出来た。
本日の研修には,尼崎市教育委員会の先生も見に来てくださった。終了後,本日の研修の振り返りを皮切りに,これまでの取り組みや教育に関する政策についても意見交換することができた。私は本市の学力向上推進委員も担当しており,その立場も踏まえながら,この研修の展開や事業の連携,今後の方針などについて話し合うことができた。2年間の取り組み自体,私が思っている以上に評価をしていただき,大変ありがたく思った。
最近は,学校というよりも,こうした行政レベルでの取り組みとかかわることが増えた。いろんなことを経験し,学校レベルでは見えてこない先生方の取り組みや考え,あるいは悩みなど,新しい視点を少しは獲得できたように思う。こうしたテーマについて,さらに勉強する必要性も感じている。