「hawaii」カテゴリーアーカイブ

研究者としての人生を考える

大学に行くのがちょっと慣れてきたこともあって、今日は道を変えるが、大誤算。道中は暑く、いつもより遠回りになってしまう。しかし、暑い。今日も30度を超える。まあ日本のような蒸し暑さではないけれど。

午前中はデスクワーク。保険屋対応など。うまくいくかしら。近くの教会に行き、英会話のクラスがあるかどうかを聞きに行った。入ったらどこに行けばよいかわからなかったが、いったん外へで出ると事務室があるようで、人に聞いたら連れて行ってくれた。火曜日の朝、木曜日の夕方に実施しているそうだ。メールで連絡するよとも言ってくれた。木曜日の昼はパーティらしく、UHの学生さん(?)が多く参加されるようだ。とりあえず今日は参加するのはやめてキャンパスに戻る。英語クラスは火曜日に参加してみよう。

午後はパンフレットなどを見て、教育学部自体がどのような組織形態になっているのか、どんな研究者がいるのかを調べた。ドクター取得、そして教員となりテニュアを獲得するまでの厳しさをいろいろとみているうちに実感できた。日本とは厳しさが全く違いますね。とはいえ、日本もこれに少しずつ近づく形になるんだろうか。僕はドクター取得後、研究員を2年務め、就職。講師を2年やり准教授となった。おそらくよくわからない「准教授の制度」になっていなかったらよくわからないまま5年ぐらい講師をやっていたと思う。まあ日本では講師であろうが准教授であろうが中では何も変わらず、ですが(対外的な反応が変わるぐらいだ)。やはりこのあたりの基準や昇進によるメリット(あるいはしなければならないタスク)ははっきりさせておいたほうがよいと思う。それを考えると日本もますます厳しくなるだろう。あと、グラントの獲得がすごく重視されている様子がわかる。人によっては「採用されなかったけど、提出したリスト」の項目をCVにつけている人もいた。これは今後さらに日本でも強調されるようになるだろう。実績が浅い僕は、まだまだ未熟だ。日本のグラントを申請先の狭さや企業との共同研究などについても少し考えた。科研だけではなく、将来はいろんな研究グループでやっていく必要があるだろうな。自分でグラントを取って、グループを作っていけるような力も身につけないと。あ、まずは科研だ。。。

大学散策は今日は北のほうを回る。ちょっと大学からずれてしまったようだったけど(苦笑)、これで一通り回ったと思われる。ずっと小さな長崎大学だってどこに何があるかわからないのにここまでやったのはきっと時間と興味があるからだろう。

ネットで背景知識を蓄えるようにしたので、少しニュースの内容もわかってきた。毎日のように州知事関係のニュースが流れ、候補者のCMも流される。CMは日本と違って直接的だし、相手候補との比較も行ったりするので痛烈である。テレビはあと、バラエティとかで司会者で話し続ける人らの言っていることを理解できるようになりたいな。

長崎では、おくんち真っ最中ですかねぇ。この時期に長崎にいられずに残念。帰りたいとは思わないけど。

大学という場所を考える

今日も早朝に起こされる。ガンガン音がするから目覚ましかと思いきや、轟音をたてて走る車だった。。。朝の4時くらいに。これが気にならなくなったら少しはなれるのかね。

本日も大学へ。日本から持って行ったスキャナとハードディスクをセット。保険の書類に対応するため、メールを出そうとするが、あて先が見つからないし、ホームページのリンクも切れている。もっとしっかりしてほしいなあ。まだ解決せず。お昼はランチワゴンでロコモコのミニサイズを頼んでみる。何を聞かれたのかと思って、もう一度聞いてみたら「キムチ?」だった。珍しいなあ。

お昼から、外に出る。図書館でEducational Technology関係のところ(そんな分野として本がおいてあるわけではなく、実際は教育の理論と実践、のようなところ)でどんな本があるのかを見てみる。新しい年代のものに絞り、かつテーマを厳選しないと永久に見られない気がした。最近の本はeアセスメントに関するものが目立った。あと、図書館は本がおいてある所にはあまり人はおらず、ラーニングセンターとして機能しているところだというのを実感することができた。

図書館を出た後、また大学内の行動範囲を広げて散策。施設がすごいなと思った。ドミトリーは本当に多いし、芝のフットボールの練習場、野球場、プール、ジム、スポーツで利用するドーム。ひとつの大学が持っているものとしてにわかに信じがたい。大学で勉強し、大学院にも行き、大学教員にまでなったけれど、「大学」を実感することは今までなかった。こんな施設の中で、世代を超えた多くの人が勉強したり、研究をしたりする雰囲気に触れるだけで、大学というところの素晴らしさを感じた。日本の大学はなんか違う。面白くない。何が違うのかな、違うのはなぜなのかなということを少し考えた。

教育学部ではいくつかの部屋で授業が行われている様子だけれど、すごく静かである。もっと活気があるものだと思ってたけれど、こんなものなのかな。教育学部のシステムを少し勉強しよう。

昨日あたりからわからないと思うことはわからない、で済ませるのではなく、メモを取ってあとで調べることにしている。天気予報で出てくる単位だとか、ハワイ語の意味だとか些細なものばかりだが、調べると大体わかってくる。ネットのありがたみをこんなに感じたことはない。そしてただ単純に「知る」ことの楽しさを実感する。「学ぶとは何か」とかは考えることではない。実はシンプルなことなのだろうと思う。

大学散策、ケータイの利用

朝はマンションの周りのあまりの交通量に起こされる。といってもいい時間だけれど。近くに有名な私立学校のキャンパスがあり、どうやら早く(7時ごろ)から送り迎えの車が激しくなっているようだ。

今日は歩いて大学へ。部屋の前の札が久保田先生から僕に変更をすぐしてくれていたのが大変うれしかった。

午前中はあまり何もないけど、部屋の片づけ、かつていらっしゃった名誉教授の先生がおいていったもの、久保田先生がおいて行かれた思われるものを確認し、自分のものを入れる棚をはっきりさせた。また、プリンタの接続も若干苦労しながら行った。ありがたいことに、おいてあったものが使えそうである。

次に出発以降たまっていたメールの整理や事務作業を行う。これは日本のものだ。メールであれば連絡が取れてしまうのは良い点が多いけれど、残念な点もある。またその書類の細かさというかなんというか・・・。ハワイ大学もたぶん事務は大変だとおもうし、量も多いだろうけど、今日僕がやった仕事はないだろうな。

お昼前になってもなかなかおなかがすかないので、西から東にかけて歩く。これが結構広い。8月の折に行った図書館が見つからずさまよってしまう。無計画に歩いて後悔。まあ時間はあるからこんなのもいいかも。昼食は昨日と同じ食堂で購入。このほかにも食堂がいくつかあることなどをwebで確認した。

午後からは、昨日もらった書類に再び目を通しながら、知識を吸収。今のところの問題は英語のクラスをどこで勉強するか。コミュニティカレッジのアダルトスクールは8月にほとんどが始まっており、タイミングとして合わない。うーむ。またなんとかしよう。あと、本当にwebが役に立つ。特に大学関係はfacebookとの連携が目立ちますね。

あとは再び地図を持って図書館を確認。もう大丈夫。ただ、何がどこにあるかはさっぱりなので、研究に近そうな本とその場所を調べた。明日もう一度行ってみよう。また他に図書館もあるので、そちらにも行こう。生協にも行った。教科書などがおいてある。大学グッズを帰るときには買うだろうが、今パーカーとか買って中で着る勇気はない(笑)結構着てる人もいるけれど。本は教育分野で行けばadministrationをテーマにしたものが目立った。日本ではまずありえない。

夜は家に帰ってケータイ電話のactivateを行った。プリペイドのものを利用する。ネットでもできるようだが、久保田先生のものを譲り受けたので、パスワードがわからず。電話から通話料をチャージ。自動通話で何の入力を要求されているか理解できないこと数回。何回か聞けば分かってくる。結局購入した番号を入力するだけではなくて、先に電話番号を入力しろ、という単純なものだったが、ぐったりした。もう一台は新規にSIMカードを入れ、web入力でうまくいくかと思いきや、こちらも料金がチャージされず。先にやったものと同じ方法で行って難なく成功。まあケータイから残りの利用時間も見れるようだし、大丈夫だろう。これで明日保険屋に連絡しよう。

そうそう、今日8時からが龍馬伝の本放送だった。第35回目「薩長同盟ぜよ」。出発前のバタバタで、この数回後の結婚のところが見られなかったので、ちょうどよかった。字幕を見ながら、英語ではこういう表現になるんだと思ってみたり。そのあと9時からのハワイのニュースを見るのが日課となりつつある。中身はよくわからないのが多いけど、次の日に内容をwebで確認するようにしようと思う。

初めてのUH

朝7時に起床。というか、ほとんど眠れず。緊張なのかと思いきや、時差ボケのようだ。言ってもほとんど1日違うのだから、と思っていたけれど、ネットで検索してみると結構あるので、驚いた。長いのだから、徐々にあわせていくしかないだろう。

朝食後、大学へ。University of Hawaiiは略してUH。お世話になるCurtis先生は学会。ちなみに、教育工学にかかわる先生の大半も一緒だとのこと。学会は知らないが、トルコに行っているそうだ。今月後半にはAECTに参加される模様。

教育工学学科でグラントを受けて働いている日本人のRさんのお世話になり、書類記入を済ませ、FSIS(Faculty and Scholar Immigration Service)に連れて行ってもらう。書類上の注意や滞在中の過ごし方についてFSISの人から小一時間お話しいただいた。外から来た人間に対し、公のこと、普段の生活のことをきちんと説明してもらった。日本ならここまでのものが準備されているだろうか。特に保険については細かく、あとで確認する事項ができた。書類はたくさんあるので、あとで復習が必要。英語のクラスについてもアドバイスをもらった。これから考えたい。

この後、昼食をはさみながら大学や学部のIDの登録、ネットの接続やポータルサイトの登録についてもRさんのお世話になった。何もわからないところからやれば、数日はかかる作業を早く済ませることができて、大変ありがたい。明日から図書館も使えるし、すぐにオンラインの雑誌検索もできるようになる。

部屋も久保田先生のあと、そのまま使える形でいただき、大変ありがたい。室内はとても寒い。ハワイで防寒対策が必要です。大学に限らないけれど、冷房が効きすぎているところが多い。あと、今日は部屋に関しては失敗した。いきなり鍵を中に入れたままロックをしてしまった。。。鍵の管理が徐々に大変になっていく。

秘書の方、学科長の先生、となりの部屋の先生にあいさつ。となりの部屋の先生は教育工学ではなく、教育心理のようだ。論文などを調べて会話できるようにしよう。英語は普通に苦しんでいますが、まあこの話題は毎日出ると思うので省略。

終了後、4番のバスに搭乗し、このたびで初めてのワイキキへ。8月行った折口座を開いていたcentral pacific bankからもらったカードをactivateするために、あと住所変更と小切手をもらう手続きをしに行った。この銀行を選んだのは日本語でもできるから。でも大半の作業は結局英語でなんとかできた。たぶん次銀行に行くのは最後帰るときだろう。ようやく現金生活から少し逃れられる。銀行を開くのは生活基盤のひとつ。

このあと、このたびで初めてワイキキを散策。まったく大学周りとは違う雰囲気だ。たまに出るのもよいのかも。ぶらぶら歩いて、コーヒーを飲んだ。ここでデビットカードを試してみる。日本人ばっかり。

バスに乗ってから自宅へ。いったん戻ってから買い物へ。ケータイのプリペイドカードの購入をどうするか迷った挙句、さらに調べ学習を行うことにした。ここでも失敗やってしまいました。デビットカードを利用する際、レジの前で慣れない作業をやりながらパネルを押していくと、16ドルしか買っていないのに、なぜか20ドル紙幣3枚を渡される。どうやら、お金を引き出して一緒にいただく、ということをしてしまった模様。まあこれは経験を重ねるしかないね。

TheBusにて行動範囲を拡大させる

本日は日曜日。本日も朝ぐっすり寝てしまった・・・。なかなか本調子にならない。無理に合わせないようにするのが一番だろうな。まだ「日本時間では~時」とか考えてるから。

午前中、洗濯をしようと思ったらいきなり雨。結構強いが、短時間で止む。これが毎日のようにある。今日は出なかったけど、虹の出る日が多い。止んだので、アパートの下で洗濯。鍵がかかっていて、中にランドリーがある。30分1.25セント。乾燥機は55分0.75セント。いずれも25セントの硬貨が5枚、3枚必要。

乾燥の間に明日行く予定のハワイ大学を下見。先日の教育メディア学会の研究会で訪問済みであるが、一応。歩いて15分強。行きは少し坂を上る。「ハワイ」という言葉からは想像しにくい山手にある。ワイキキの高層ホテル群やダイヤモンドヘッドが少しだけ見えていた。帰りがけにまた、雨にやられて途中のセブンイレブンで雨宿り。車だと、こういうのは気にしなくて良いのに。

いったん洗濯物を引き上げて、TheBusを利用し、アラモアナショッピングセンターへ(歩いても30分程度だけど、昼間は暑い)。バスの乗り場や時刻表はウェブページからGoogleトランジットを利用して調べた。結果、バス停を少し間違えて待ってしまったが、途中で通過するバスに気が付いて、バス停を変える。もう少しわかってきたら行動範囲を広げることができそうだ。片道は2.5ドル。ひと月乗り放題は60ドルで、最近になって値上げされているようだ。

アラモアナショッピングセンターから、向かいのアラモアナビーチへ。ワイキキのビーチより人が少なく、ゆっくりできそう。今日は見学だけ。センターのフードコートで遅めのごはん。ぶらぶら歩きながら、日本のものがたくさん置いてある白木屋をみる。この旅程で初めて観光らしい体験。ただし、何も買わず(笑)。いくつか無料の情報誌をいただく。Lighthouseという「ハワイ在住者のための生活情報誌」はいろいろと参考になりそう。

アラモアナの南側と北側では人の様子が全く異なる。南は観光の人で、ワイキキのホテルに戻る人。こちらは北側へ。walmartがあるので、生活用品を少し揃えて、帰りもまたバスにて帰宅。あっさりと帰ることができた。

夜はkikuTVというケーブルチャンネルの一つで、日曜8時から龍馬伝を鑑賞。英語字幕付き。再放送で、本放送は火曜日にある模様。再放送の本日は、長次郎が亡くなる回だった。