日本の教育課程の話を読ませた。英語でかかれてたものはこちら。本人にはなかなか参考になったようだ。フィリピンにも総合的な学習の時間に近いものがあり，その一部で情報に取り組んでいる。内容はSchool Basedということだ。教育の方向性が日本よりもコロコロ変わっていくという印象を受けた。cram school（塾）の話になった。主として，カリキュラムの比較研究と教材開発をやっていくことに。後者はまずHP制作から。前者は文献をいくつか紹介。アジア各国のICTカリキュラムみたいなので，最終的なレポートの１，２章をまとめられれば良いのではないかと思う。

二人しかいないが，一応輪読のようなものを行ってもらうことにしている。

メディア・リテラシーを学ぶ人のために

• 作者: 鈴木みどり
• 出版社/メーカー: 世界思想社
• 発売日: 1997/06
• メディア: 単行本
• 購入: 1人 クリック: 4回
• この商品を含むブログ (6件) を見る

2章分ずつ読んできて，レジュメにまとめてもらう。それを解説してもらい，私からの質問にいくつか答えてもらうことを通して，内容の習得に努める。とはいえはじめなので，レジュメのまとめ方なども入れるし，一般的に本の読み方なども教授する。質問もかなりいろいろと行ったために，二人で4章分のうち，3章までしか進まなかった。彼らにとっては厳しいものとなっているが，自分が何を学んでいるかというメタ認知を働かせてがんばっていると思う。基本的な読解は出来ている。合格点だ。

オリエンテーション。やることは，輪読，プレゼン，スキルアップ。それぞれ伝えた。自分で動く，考えることを重視しているのはもうすでにわかってくれていると思う。スキルアップ課題は5月末を目処に。