メディアリテラシーの道具箱

メディアリテラシーの実践を紹介しつつ,その重要性を説く良書だと思う。キーワードは「楽しさ」なんではないかと思う。読んでいて面白い実践の数々は,これまでのメディアリテラシー論にはなかったのではないかと思う。「何でこんなにしんどい読み方をするんだろう」みたいな。そんなしんどさだと,メディアを避けがちになってしまうもんね。この本にはそういうところがない。もちろん先には社会に参画していこうとする態度も忘れていない。メディアリテラシーを勉強するなら,この本を読んでから他の本に入っても遅くはないかなと思う。表現を重視しているのもひとつの特徴だ。

あとこの本に限らずであるが,メディアリテラシー論にもっとネットワークのコミュニケーションなどが入ってきてもよいと思うけれど。新聞のNIEはあるが,メディアリテラシー活動はテレビの人が関わることが多いので,そろそろメディアリテラシー論のメディアリテラシー(なんのこっちゃ)が必要になってくるかな。

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