オンライン授業研究会,成立するか?

現在,大阪府には緊急事態宣言が出ており,個人としては各所への訪問は,訪問しないことも含め慎重に検討をしている。

この中で,大阪市立天王寺小学校(次年度JAET全国大会公開校)についても,訪問予定ではあったが,遠隔参加の可能性をお願いした。そして,遠隔参加をすることになった。校内授業研究会は中止にすることなく,実施するという。自分の中でなんとなくのイメージだったのだが私だけテレビ会議を通して見るものだと勝手に考えていたのだが,撮影者以外の先生方についても他の教室などから参加をするということであった。確かに,今の状況を考えるとそれが良いと思う。

本校にとっては初めての取り組み,かなり難しいだろうなあと思って臨んだ会であったが,1台のカメラを後ろからほぼ固定,もう1台は指導者ではない先生がカメラを持ちながら児童のノート等を映し出してくださっていた。グループによる対話場面はあまりなかった授業であったが,そのあたりが今後どうなるか,というところだろうか。どう組まれていたかまではわからなかったが,少なくとも担任の先生の音声はクリアに聞こえていた。発表者の児童の発言もよくわかった。

大阪市ではTeamsの活用が進められているのでそれを活用しての会となった。複数の映像で画面が分割されるので,ZOOMよりも見やすいのではないかと思った。

授業後の振り返りも複数箇所をつないで。先生方も積極的に発言されており,よいスタートになった。

後ろから前へ向けての固定が1台,横から先生や子どもたちの一部が見える形での固定が1台,ハンディカメラで個人やグループを追うのが1,2台が良いのではないかと思ったが・・・。実際によく行われているところではどのような感じなのだろうか?

こうした取り組みも今後全てではないかもしれないけれど,新しい形となるかもしれない。