認知科学9回目

熟達化ということで,本学部の加納暁子先生を講師に向かえ,特別講義を行った。加納先生は4歳からバイオリンを始めておられる。この日のための打ち合わせは2回。まず1曲弾いてもらった。次に彼女のヒストリーを対話形式にてうかがった。また,前時に学生から集めた質問を4つにカテゴライズして,かいつまんで答えてもらった。一番驚いたことは「今までにバイオリンをやめたい」と思ったことがないということ。これをなんとしても今日の授業で言って欲しかったし,事前にお話をうかがって最も驚いたことだ。あとは雑談(?)の形式。絶対音感があるそうだ。職業病として,レストラン等での生演奏の技術が気になってしまうなど。ドラマの音楽も気になるという。最後は学生からの質問。結構いろいろと出た。

学生はどう思ったか知らないが,やって有意義な授業だったし,満足している。こういう外部人材は誰でも,というわけには行かない。加納さんの人柄を知ってのことだし,今回改めて本当に尊敬できる人だなあと思った。

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