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日本教育メディア学会で発表

10月11日,12日と日本教育メディア学会が金沢星稜大学にて開催された。
私は初日の一般研究において,以下を発表した。科研費(若手研究)の発表。小清水先生,藤山さんには時間ない中,大変お世話になった。

寺嶋浩介・小清水貴子・藤山茜(2014) ICT活用指導力を向上させるための教科教育法授業の開発.第21回日本教育メディア学会年次大会(金沢:金沢星陵大学,2014年10月11日) 『日本教育メディア学会 第21回年次大会発表論文集』pp.48-49.
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発表は,実践をし,その評価をしました,という形の発表だったのであるが,もっとどのような点に工夫して設計をしたか,どう改善されていって今のような形になったのかということを記述的に説明したほうが研究としてはよいような気がした。でも,視点が広すぎると,「それは研究?」ともなりかねない。いずれにしても同じことをやっていたとしても,その成果をどのように表現するべきなのかはもっと考えたほうが良いように思った。

本学会は,教育実践研究に関する発表が多く,それは良いことだと思う。その一方,シンポなどを見ていても研究の場と実践の場のギャップがかなりあることも実感した。溝を埋めるような取り組みは,本当は金沢の研究者や学校現場とのパートナーシップから,学ぶことが多いのではないかと思った。
もうひとつは,自分の発表もそれになるが,研究と政策の関連性。その関連性は色々とあって良いと思うが,政策に近いもの,近未来的なものだけではなくて,研究としてもっと先を見たようなアプローチをもっと積極的に切り開いて行くような研究が今の自分には必要なのかなと思った。

金沢では多くの皆さんにお会いすることができ,とてもよい学会であった。
次年度は10月17日,18日,日本大学で開催とのこと。

日本教師教育学会での発表

日本教師教育学会2日目。以下の発表をした。島田先生の科研(1年目)の報告。4つの地域の指導主事等にインタビューをし,その取組についてモデル化した。

島田希・木原俊行・寺嶋浩介(2014) 学校研究の発展に資する教育委員会 指導主事の役割のモデル化 日本教師教育学会 第24回研究大会(東京都町田市:玉川大学,2014年9月28日) 『日本教師教育学会第24回研究大会』pp.118-119.

昨年度までは学校研究についての取り組みを推進リーダーの立場から検討した。今年度は,学校と外部ネットワークを構築している指導主事がどのような点を配慮しているかについてまとめたものである。

今回の発表を通して,学校研究において学内からだけではなく,外部からの新しい見方を得ることができた。仕事において,指導主事の方と関わるところは多々あるが,自身が関わる際にさらによい関わりができるかもしれないと思う。

発表は3名で35分,質疑応答15分。その上そのセッションで40分(?)の総合討論があった。先週の教育工学会とはまるで違う文化に戸惑ったが,勉強になったし,教師教育と教育工学の接点みたいなものを得ることができた。2回目の参加にして,総合討論でも発言したりなど,少し積極的に関わってみた。

来年度は信州大学で,JSET直前の開催なのだそうだ。何も9月に学会を固めなくても・・・(^_^;)

教師教育学会に参加

玉川大学で開かれた日本教師教育学会に参加をしている。キャンパスが広く,素晴らしいキャンパス。発表は明日なので,発表やシンポジウムを聞いた。

教員養成の高度化,養成と研修の一体化などがキーワードになっていた。意外と実践的な発表が多いことを確認した。また,同じ教員養成と言っても,私立大学や開放性教職課程と計画養成の立場の違いについても実感した。そして,この学会は私学の先生がかなり多いのではないかと思う。

そのような中で,自分がやっていることとの関連性,そして教育工学との接点や異同を認識することができた。明日は,「学校研究の発展に資する教育委員会 指導主事の役割のモデル化」というタイトルでの共同発表を予定している。与えられている時間はなんと50分。長すぎる・・・。

次の学会発表へ…(教師教育学会)

先週,日本教育工学会が終わったところなのだが,今週末はまた別の学会が控えている。玉川大学で開催される教師教育学会である。昨年につづいての発表となる。

島田先生(高知大学)を代表とする科研の途中経過を報告する。タイトルは,「学校研究の発展に資する教育委員会 指導主事の役割のモデル化」。4地域の教育委員会,指導主事にインタビューしたものを比較検討し,モデル化したものである。

学会に先立ち,2週間ほど前に打ち合わせを行った。そこから資料を確認したり,発表のスライドを準備したりする形で進めている。発表時間は質疑を含め,なんと50分。これ以外に参加するセッションでの総合討論がある。先週とはまるで異なる学会の形に対応するのが苦しいが,研究の進め方やまとめ方については,多くのことを勉強させて頂いている。どうか無事に終わりますように・・・。引き続き,準備して備えます。

日本教育工学会が終了(大会企画委員会として参加して)

9月19日から21日まで,日本教育工学会に参加した(何度も書くがすべて晴天であった。すばらしい(^^))。昨年度から,大会企画委員会の副委員長を担当しており,当日特にやることはないのだが,何事もないことを祈るばかりで3日間が過ぎた。岐阜大学のみなさんの素晴らしい運営で,大成功で終わった。

今回は30回の大会ということで,6つのSIGが立ち上がる記念すべき大会であった。学会において初日は,トークセッションが行われた。3日目にはそれを受けて,SIGセッションが行われた。事前の準備状況においてはかなりドタバタし,直前まで登壇者やコーディネータの皆さん,実行委員会にかなりご迷惑をお掛けした。ただ当日はさすがに役者が揃っているというか,みなさん本当に素晴らしい取り組みをされていた。

自分としては,3日目に教師教育のセッションで発表をした。
経験学習に対する態度の向上を意図した教員研修の実践研究
教員免許状更新講習「教職についての省察」を対象として
発表を終えた実感は「うーん」。個人的には研究動向や世の中の状況を見てやっているつもりなのだが,他の発表などを見ていても,少し視点が違うのかなと思った。「省察」に関して,かなり有益なコメントを頂くことができたので,今後の活動に活かしたいと思う。座長は滞り無く務めることができた。

3日目はこの他,教育の情報化SIGのコーディネータとしても参加をさせていただいた。SIG長の豊田先生がさすがに運営に慣れておられ,あとのコーディネータの皆さんにも恵まれ,予定以上のことができたのではないかと思う。SIGを通して,また色んな方々と研究での交流が深まればいいなと思う。

詰まりに詰まった3日間であった。初日は理事会,二日目は実践研究活性化委員会,三日目は選書委員会,SIG打ち合わせ,大会企画委員会など。空き時間はできるだけ会場に行って発表を聞いたりしたが,学会とは何かを改めて考えた。年齢や立場により,また変わってくるのだろう。

準備段階や実施運営において,かなりの色んなご意見(お叱りも含め)を頂いた。もちろん立場上,改善に向けて努力をしないといけない点が多いなとも思っている。ただ,このような仕事に関わることになり,学会というのは運営者ー参加者に分けられるのではなく,みんなで作り上げていくものであるということを,本当に実感した大会であった。気持よく勉強でき,みんなで成長できるために,みんなで良い学会にしたいと思う。そのために,自分なりに関わっていきたい。関わり方が変わればまた,自分も成長できるし,面白くなると思う。

来年は,東京の電気通信大学で9月に開かれる予定である。引き続き,大会企画委員会に残留することがすでに決定している。今回,多くの方が退任されることになるが,色々とご支援いただきありがとうございました。