1人1台端末のプラットフォームを決める(1)

学校に1人1台端末が入り,模索しつつも積極的にすすめる学校が増えている。ひとつの学校の中で,どこまで統一するかが課題となる。

ある自治体においては,Google系のサービスも利用できるし,Microsoft系のサービスも利用できる。ここで,Google Workspaceを中心に組み立てるか,Microsoft Teamsを中心に利用できるかが問題となる。その他にロイロノート・スクールやSkyメニュー,ミライシードなどの学習支援アプリが入り,複数以上使えるところも多い。

この中で探索的にやってみるとすると,それぞれの先生方が使いやすいもの,知っているものなどを利用する。一方,すべての活動をどれかに決めてしまう方法もあるだろう。

それぞれの先生が思い思いに使えば,児童・生徒にとっては授業によって変わってくるため,すべて使えなければいけないし,慣れるのに時間もかかる。後者のスタンスをとると,今までできたことができなかったり,自由な展開ができないかもしれない。そして当該サービスが自治体の方針で打ち切られたらそれまでとなる。

先ほどの各種サービスの中には,一般社会でもある程度利用されている統合ツール(GoogleやMicrosoft)と学校の授業の中で利用をする事に特化をしたツールがある。もう前者でよいのでは,とする人も結構いると思われる。

なにかの結論を出されている方や学校も多いかと思うが,なかなか難しい問題のように感じる。

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