教育実践研究でのアクションは何に基づいて判断するか

教職大学院等で,実践研究について議論をする機会が多い。実践研究の特徴としては,あたり前のことだが,何らかのアクションを伴う,というものがある。学校現場の実践において,取る手立ては無数に考えられるだろう。
その取る手立ての判断としては,以下のような情報があるとよいだろう。

1.理論や先行実践
2.データ
3.組織としての意思決定

1は何らかの先行研究や先行実践に基づき行うというものである。2は実際の現場のデータがあり,それに基づいてアクションをする場合である。3は自ら考えて行おうというものではなく,現場のみんなと話し合い納得する形で進めるというものである。いずれにも基づいていないと怪しく,全部満たしていることが望ましい。できれば,3は行うが,その際に1や2があることが重要ではないだろうか。