長崎新聞社を訪問

本日午前中,「メディア論」(情報免許課程)「情報メディア論」(情報文化教育課程)の課外授業として市内茂里町にある長崎新聞社を訪問した(参加は自由とした)。私も入れて計13名。日本初の日刊紙「横浜毎日新聞」が1871年1月28日に発刊された後,1889年9月5日に創刊されたという。行ったのは本社だが,県内には15支局あり,県内の情報ならどこにも負けないことがウリだという。また他の新聞社の新聞(最近であれば高橋尚子の復活)で同じ写真や記事が使われており,その情報のソースが同じだが,割付等が異なることなどをご紹介いただいた。それには共同通信社の存在があることを示していただいた。あと,地域による版の切り替え(特に長崎では離島地区が多いため)とその対応の難しさなどのお話も面白かった。また,実際の編集作業や会議を開いている部屋で作業を見せていただいたり,輪転機のある場所や新聞に使われる紙も見せていただいた(午前中なので実際の作業は始まっていなかったが)。なお編集室では全国のニュースが随時流されてきており,今日お話をうかがっていたときにはソフトバンクの城島選手がマリナーズと契約を締結したニュースなどが流れていた。お土産には自分達の写真がのった記事までいただいてしまった。非常に楽しく,学生も真剣に話を聞いていたと思う。さらに新聞を見る目が変わりそうだ。まさに「外部人材」の効果だ。

訪問を試みたのは本社のWebページを読んでそういうのがあるのを知ったから。ちなみに,新聞社ページ内のどこかに僕らの訪問記録が少しだけ掲載されている(なんともうすでに!)。さらに,明日の長崎新聞の地方面にも記録が載るとのこと。

お世話になった新聞社の方々に感謝。訪問にあたっては事前連絡等ですでに引率経験のある初等教育講座の森下先生(理科)にいろいろとアドバイスをいただいた。感謝申し上げます。

なお,小学校5年生社会科にて指導要領にこうした情報に該当する部分がある。そのため,同社にもこれからの時期,子どもが多く訪問するようだ。だが,新聞にもある程度目を通した大学生のほうが十分に勉強になるような気もする。

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