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オンライン授業研究会,成立するか?

現在,大阪府には緊急事態宣言が出ており,個人としては各所への訪問は,訪問しないことも含め慎重に検討をしている。

この中で,大阪市立天王寺小学校(次年度JAET全国大会公開校)についても,訪問予定ではあったが,遠隔参加の可能性をお願いした。そして,遠隔参加をすることになった。校内授業研究会は中止にすることなく,実施するという。自分の中でなんとなくのイメージだったのだが私だけテレビ会議を通して見るものだと勝手に考えていたのだが,撮影者以外の先生方についても他の教室などから参加をするということであった。確かに,今の状況を考えるとそれが良いと思う。

本校にとっては初めての取り組み,かなり難しいだろうなあと思って臨んだ会であったが,1台のカメラを後ろからほぼ固定,もう1台は指導者ではない先生がカメラを持ちながら児童のノート等を映し出してくださっていた。グループによる対話場面はあまりなかった授業であったが,そのあたりが今後どうなるか,というところだろうか。どう組まれていたかまではわからなかったが,少なくとも担任の先生の音声はクリアに聞こえていた。発表者の児童の発言もよくわかった。

大阪市ではTeamsの活用が進められているのでそれを活用しての会となった。複数の映像で画面が分割されるので,ZOOMよりも見やすいのではないかと思った。

授業後の振り返りも複数箇所をつないで。先生方も積極的に発言されており,よいスタートになった。

後ろから前へ向けての固定が1台,横から先生や子どもたちの一部が見える形での固定が1台,ハンディカメラで個人やグループを追うのが1,2台が良いのではないかと思ったが・・・。実際によく行われているところではどのような感じなのだろうか?

こうした取り組みも今後全てではないかもしれないけれど,新しい形となるかもしれない。

大阪市立三国中学校で公開オンライン研修会

大阪市立三国中学校は,大阪市のICT活用の拠点校(いわゆるモデル校)のひとつとなっている。

2月12日(金)にZOOMで2会場にわけて授業実践の報告会が催されることになっている。私も参加する予定である。

学校としては普通の中学校に比べると頑張ってきているところであるが,今年度この状況の中で改めて前向きに取り組み始めたようである。それはこのようにオンラインで公開するという姿勢にも現れていると思う。

詳細は,以下のファイルをご覧いただいた上で申し込みを。

[本]Excelで今すぐはじめる心理統計

授業の関係で,長らく研究方法論や研究手法に関する書籍には継続的にチェックをしている。

今年度から,他の担当の先生と話し合い,授業でHADを取り入れることになった。フリーなのだけれど,本当に色々と活用できる素晴らしいソフトで,マニュアルも充実している。

ただ初学者は,どういう分析があるのかを知った上で,利用するという意味では他に書籍が必要となる。

本書でははじめにカバーしたい統計分析の手法について説明されており,HADを利用したやり方もあわせて説明してくれているので,とても便利なものとなっている。ソフトウェアの使い方だけではなく,どういう分析かということもかかれているので,かなりお得な1冊だと思う。

情報Iの理解を深めるために

高等学校の新しい学習指導要領においては,情報科が情報Iと情報IIに再編成され,実施される。このうち,情報Iは必ず履修しないといけないものとなっている。

この内容について,学校の先生方に向け,一体どのような内容が求められるのか,何から始めればよいのかについて,鼎談をしているものがYouTubeで見ることができ,以下の再生リストにあがっている。

私も司会役みたいなものを仰せつかり,出演しているが,それは良しとして岡本先生や中野先生のお話は具体的でとてもわかり易い。一見の価値はあると思う。

余談ではあるが,この日文チャンネルには他の教科もある。美術科がその代表となるのであるが,なんとユーミンが登場している。再生回数で打倒ユーミンとなるか?

[本]教育委員会が本気出したらスゴかった。

本書は,3月からはじまった一斉休校時に,4月15日から小・中学校においてオンライン授業が展開された熊本市がどのような取り組みを行ったのかがまとめられている。開始までの45日間をどのように準備をしたのか,どのように実施されたのか,なぜできたのかなどについてまとめられている。非常にわかりやすく書かれているので,誰でも読めるようになっている。

本書を読んでみると,熊本市がこのようにすすめることができた秘訣として,いち早く準備に入っていること,トップダウンで入ってはいるが,信頼した上で現場に大きく委ねている部分があること,かつては熱心に取り組んできた歴史性があること,(これは私の見聞きしたところとも合致するが)ICTとは関係ないところでの授業づくりに熱心な風土,というのがあるのだと思う。

自身の記録をたどってみると,2016年に熊本市のある学校を何度か訪問をしていた。先生方は熱心であるが,いかんせんICT関係はまるで環境がなかったことを記憶している。だから,昨今の熊本市の取り組みを聞いていても本当に進んでいるのかどうかイメージが沸かなかったが,着々と進めてこられた様子がよくわかった。

本書からは,オンライン授業のイメージにも実際に触れることができる。ずっとオンラインで接続しているわけではなく,1日の一部ずつを学年別などで工夫を凝らして行っている。一般的にイメージされているものとは少し異なるので,こうした点からも大変参考になる。
現在再び緊急事態宣言に入るところが増えてきているが,学校はそのまま行われる流れとなっており,これまで言われてきたものと同じオンライン授業であれば,そのニーズはさほどなさそうである。このような中で熊本市が今回の成果を他の授業に生かしていくのか,注目したい。