計算していなかったアフターフォロー

自身の授業づくりの話。授業が回数を重ねる中でわかってきたことがある。オンデマンドでもできるだけ双方向を意識するべく,掲示板等を活用している。また,その回の学びや振り返りが次の時間につながるように,前の時間に学生さんが書いたことを受けて,さらに次回,私からコメントを書くようにしている。

やってみると,これが意外に大変なことに気がついた。すべて目を通して,それを踏まえての全体的なフィードバック。今までも対面の授業においてやっていたつもりではあったが,スライドにのせて口頭でその場で説明したりしていたからだ。ウェブサイトの場合は,すべて文字(別に動画でも良いのだけれど)に落としていかなければいけない。

おそらくこうしたことは,eラーニング化になり「課題が増えて大変」という受講生側の立場と同じようなものとなろう。eラーニング上では,すべてをカタチにしていかないといけないのだ。

今までも(今もだが),授業前の準備ばかりに目が行っていた。何かをやったところがゴールだけではなく,授業に基づいて,それを深めたり,次に繋げるための部分を侮ってはいけない。このアフターフォローが授業やその改善において重要だ。