Moodle+ZOOmによる講義の実施

先日,「学校づくり授業づくり」という学部生を対象とした講義を実施した。事情により,変則的な集中講義となり,1回,2時間続きをひとセットとして,実施することになっている。その初回である。

このような状況を利用し,1時間目は非同期的な学習,2時間目は同期的な学習を行った。1時間目に書き込んだことについて,2時間目にブレイクアウトルームを活用して議論をすることにした。展開は以下のような感じ(一部削除)。

1時間目の授業内容(非同期)
2時間目の授業内容(同期+その後の課題は非同期)

2時間目のZOOMにおいては,事前のアンケートにより,学生たちは授業で活用することはほぼ初めてだったようなので,少しなれる作業等を取り入れた。私もこうした場面で介入するのは初めてだったので,結構緊張したが,途中いくつかのグループに入って立ち回ることができた。学生らは,個人的にはコミュニケーションはとっているだろうが,久しぶりに集まったので,議論を楽しんでいるようだった。

ただ,予定した通りの時間は大きくオーバーしてしまった。そのため,グループディスカッション後のとりまとめ,まとめの時間がなくできずに終わってしまった。これは終了後のコメントで数多く指摘をもらった。

でも,初めての取り組みにしてはよくできたし,学生のこともちょっとは分かったし良かったんではないかな。もちろん,Moodleで非同期という形が大学からは一般的に求められているもので,それだけでもできなくはないけれど,同期の良さは出せたのではないかと思う。

学生も,こうした学習をやってほしいから参加してもらったところもある。だって,彼らが学校現場に出たときには,こうした学習をやってほしいしやることになるだろうから。まず,体験はしておいてほしい。