担当授業を振り返って(2)

前回第1期は,非常勤時代であった。2005年に,長崎大学に採用され,専任教員として授業を担当することになった。そのときに担当していた科目を見ると,以下のような感じであった。2007年度いっぱいまでが第2期にあたる。

「マルチメディア情報処理」
「コンピュータネットワーク入門」「CG基礎」
「メディア論」「マルチメディア論」「情報メディア論」
「認知科学」
「教育方法・技術論」「ゼミナール」
「総合演習」
「情報処理入門」
「卒業研究」「専門ゼミ」
「学校教育危機管理論」

大学院
「マルチメディア演習」「マルチメディア特論」「教材開発」
「情報学特論」「情報学演習」

一言でいうと,「情報の先生」として認識されていた時期である。情報科の免許に関する科目,ゼロ免の情報メディアコースに関する科目が中心であった。講座は人間発達というところに所属しており,周りは教育学の先生らに囲まれていた。教育方法も担当の経験があったので,その流れで,教育方法も担当していた,ということになる。

確か2年目ぐらいから,担当科目が多くなり,苦労をした記憶がある。今を振り返ってみると,情報の教科専門としての採用であったが,情報の教科書などで取り上げられていることを参考に授業を行っていた。

苦労をしたのは,「認知科学」。なぜ担当することになったのだったっけ・・・。これだけはさすがに,少しだけ担当したあと,非常勤をお願いした(が,お願いしたその先生は,長崎大学に採用されたので,ちょうどよかったという偶然もありだった)。とにかく毎回の授業を回すのに必死であった。(次回に続く)