第8期事務局長を終え,第9期企画委員会委員長に(日本教育メディア学会)

先月末,鹿児島大学で行われた日本教育メディア学会に参加をした。この学会は,私にとってはひとつの節目となる学会であった。3年間,会長である関西大学の黒上先生のもとで,事務局長を務めてきたのだが,理事会と総会をもってその任期が終了するためである。
担当をし始めたときは,全く慣れず,自分が思ってもいないところでいろいろと起こり続けるので,正直どうしようかと思った。また別の学会での用務でも重いことがあって,2ヶ月間は生きた心地がしなかった。3年をかけ,ある程度のパフォーマンスは果たし,次の事務局には同じ道を辿らせない工夫を少しはできたと思う。
在任中は多くの方に励ましの言葉をかけていただいた。また,私の前任の中橋くん(武蔵大学)は,何かあったときに連絡するとすぐにアドバイスをくれて,本当に感謝している。この感謝は次の事務局長である永田先生(兵庫教育大学)に返したいと思う。もちろん,事務局補佐の二人(山本くん@東大,泰山くん@鳴門教育大学)にも感謝している。
このサイトは,私の「経験学習日記」だと思っているので,改めてこの経験での学びは何か・・・を考えてみた。ひとつは,完璧をめざさないこと。仕事のパフォーマンスは自己評価では65点から75点ぐらいだと思う。漏れている仕事がかなりあることは認識をしている。でも,それぐらいで良いのでは?と思う気持ちが必要かと思っている。もうひとつは,学会というコミュニティを自分の中で,どう考えて捉えていくかということ。将来を考えたとき,学会という存在はどの様になっていくのかをよく考える機会があった。多分この役割を担当したからだと思う。
とりあえず,いろんな方におせわになりました。ありがとうございました。
続く第9期においても理事として選出され,企画委員会委員長という役割を命ぜられた。これはホントの本当に意外だった・・・。他の学会でも何か企画しているような気がするし,そんなにアイディアが出てくるタイプでもないのに・・・というのが率直な感想。ただ,自分のベストは尽くすべく,新しい委員会のあり方や新しい事業のあり方を,(しかもより楽な方向で)探っていきたい。