課題研究の募集(日本教育メディア学会)

11月24日,25日に開催される日本教育メディア学会において,課題研究のコーディネータを担当することになった。テーマは,教員養成,教員研究で,奈良教育大学の小柳先生と担当する。以下に趣旨を掲載するので,発表を希望される方は,こちらのページを御覧いただきたい。プロポーザルの締切は7月16日とのこと。

教員養成、教員研修での教育メディア研究の今〜知見の蓄積に向けた体制整備を考える〜
コーディネータ:小柳和喜雄(奈良教育大学)、寺嶋浩介(大阪教育大学)
概要:これまでも教育メディアを活用した取組を通じて、未来の創り手となるために必要な資質・能力、例えば学習の基盤としての情報活用能力、メディア・リテラシーなどを育成しようとする様々な取組が、教員養成、教員研修で行われてきた。しかしながら、その取組をどのように整理し、共有できる知見として表現していくかに関わって、伝統的な研究手法による手続きが壁となり、貴重な研究成果が表に出ない場合もあった。本課題研究では、教員養成・教員研修の現場で、教育メディアを内容としてとらえ教える工夫、教育メディアを方法・道具としてとらえ、それを用いて教える工夫などについて、その持ち味を活かした研究知見を表現し、蓄積していく上で、何が壁か、何が必要となるのかを論議していく。