デジタル教科書セミナー(特別支援の視点を交えて)

先週神戸にてデジタル教科書セミナーが実施された。これで3年連続しての登壇となる。ちょうど関連法案に関するニュースがその前日に放送されたこともあり,実にタイムリーなタイミングでの開催となった(偶然なんですが)。

私からは講演でICT活用一般に関する話を行った。その次に行われた2件の事例報告は,特に社会や図工に関して,豊富な情報が提供されていた。ただ単に見せて活用すれば良いのではなく,どのような文脈で利用するかについて言及されており,とてもわかり易いものだった。

その次に,私の同僚の庭山先生が,通常学級における特別支援的な視点からのデジタル教科書活用の可能性についてお話をしてくださった。クロストークと銘打って行われたので,私は司会として,半分素人目線で補足事項をうかがうという役割を担った。そもそも庭山先生の話が分かりやすかったので,講演でも良かったかもしれないが,与えられた時間の中で良い感じに拡げることができたのではないかと思う。私自身も大変勉強になった。お話された視点は,これからデジタル教科書がさらに導入される中にあって,さらに注目されることになるであろう。