教科指導における遠隔授業の実践

文部科学省事業「人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業」企画・評価委員会委員 というのを務めている。今回,現地視察ということで,萩市立佐々並小学校を訪問した。同校には2度目の訪問となる。
前回同様,10キロほど離れている明木小学校との遠隔合同授業の様子を見せていただいた。前回と比較して,単元の中でどの部分で交流するか,どういう情報の見せ方が良いかなどが洗練されていた。先生方が丹念に準備をされている姿が印象的であった。
うまく進めることの一つの秘訣として,回数を重ねることがあるかと思うが,教科指導だけではなく修学旅行の打ち合わせなどにも活用しているということであった。両校の児童は同じ中学校へと進むので,必要性に応じた交流が緻密に重ねられていることがよくわかった。