大阪の学校について学ぶ(大阪市立堀江小学校)20150630

大阪にやってきて,半年が過ぎた。一応地域や学校を重視するスタンスの研究者であるつもりではあるけれども,これまで実習の挨拶以外に大阪内の学校へ行くことはなかった。(ただ,実習挨拶で行った学校は10校を越えると思いますが・・・)

大学院での活動を通して,大阪市立堀江小学校が授業公開をするという情報を得たので,訪問をした。ちなみに,本校は大阪市ICT活用モデル校であり,かつ本年度からパナソニック教育財団の特別研究指定校となっている。何かの縁を感じずにいられないが,本当に初めて知った大阪での授業公開だったので迷うことなく参加をした。もちろん,どのようなICT活用が行われているかについても興味を持って参加した。

本年度からはじまったパナソニック教育財団の取り組みとしては第1回目の公開だったという。永田先生@兵庫教育大学がずっと指導助言に入られており,この特別研究指定校のアドバイザーとしてもかかわられることになったそうだ。

本校は,総合的学習でのICT活用についてこれから研究を進めていくそうだが,この日は教科学習の公開が行われた。各学年の1クラスが2時間に分散をして公開をしていた。マンモス校で,本年度から加わった先生方も多いそうであるが,今までやってきたことが,うまく引き継がれていて,シンプルなICT活用となっていた。授業が手堅く,一斉指導の割合が高いようにも感じたが,今後さらに成果が望める学校のように思う。授業設計としては,ルーブリックの活用に力を入れていくそうだ。今後の取組が楽しみである。

先生方は着実に,まじめに取り組まれていた。もう少し大阪の学校を色々と拝見し,勉強をしていきたい。