教育の情報化の普及研究に取り組む(尼崎市立教育総合センター)

尼崎市立教育総合センターを訪問した。大阪に来て,はじめての近隣の仕事(兵庫県だけれども)。本年度の同センターの研究部会の開始の式であった。

私は,教育の情報化に関わる2グループの指導助言に関わる。ひとつのグループは校務の情報化。同市にはある校務情報化の支援ソフトが導入されているが,その普及度合に差があるため,それを広く普及させていこうというもの。もうひとつは,ある会社の学習支援ソフトの活用を対象にしたもの。これも同市に昨年度導入されたが,その普及啓発を図っていこうというもの。

本日はこれから取り組みを進める前段の会,という位置づけであった。ふたつのグループの研究対象は異なる。ただし,それぞれ多機能で便利な点がいっぱいあるけれども,普及を進めるためにどのようなステップを取ればよいか,キー活用は一体何なのか,未経験の人や学校にその良さを伝えていくにはどうすればよいかなどを考えないといけないという点は,似ていると思った。教育の情報化という視点から見て,その普及を考える際には不可欠な視点だと思う。

本日を皮切りに,同市には3度程度足を運ぶ予定だ。近くでもあるし,関西でほぼ初めての仕事となるので,よい貢献ができればと思う。