連合教職実践研究科での1ヶ月が終わって

4月に立ち上がった連合教職実践研究科は,1ヶ月目が終了した。相変わらず,着任時からの継続で,実習がうまく滑りだすように,準備をしてきた。ひとつは,全体および私が所属するコースの大学院生(ストレートマスターのコースとなる)が無事にスタートを切れるように。そして,実習は全員の大学院教員が担当するので,そちらも上手くスタートを切れないと話にならない。このため,会議や個別に,色んな場面で説明を求められたり,そのための資料を作ってきたりしてきた。いずれにしても頭のなかでシミュレーションを何度もしながら,これでうまくいくかどうかを考え続けた。

実習校への訪問も,結局いくつ行ったのか・・・(私も比較的多いほうだが,それよりも多く行かれた先生方はたくさんいます)。ただこれは,大阪の学校とほとんど縁がなかった私にとっては勉強になるところが多かったので,良いきっかけとなった。当面の間,3名の大学院生を主担当として指導することになった(もちろん,これらの挨拶に各校に訪れた)。

これまでの経験から,スタートは何よりも大事だと考え,学内のことにかなり比重をかけてやってきたつもりだ。初日は365分の1日ではないし,初月もただの12分の1ではない。時間がかかるところもあったが,結果概ねイメージ通りのスタートが切れたと思う。またいくつかの仕事を通して,同僚の先生方が熱心に取り組まれている様子もよくわかったし,実際にそれが準備に結びついている。大学でも学校現場でも実績ある先生方からは多くのことを学ばせて頂いている。

これからも学内の仕事は継続していくが,少しずつではあるが,研究のことや今後のことも考えたりしていきたいと思う。