赴任から3ヶ月

大阪教育大学に赴任してから,約3ヶ月が経った。この3ヶ月間は4月から立ち上がる教職大学院への準備期間であった。今から考えてみると,仮に4月の着任であったなら,本当に何もわからないまま進んでいただろうから,大変だっただろうと思う。先に来たら来たで色々とあるけど。

1月からフロアにほぼ一人であった。私だけひとりで新しい研究室に入って過ごしたからである。会議以外は,ひとりで暮らすことが多かった。会議と言っても年齢が上の人がほとんど。若い学生と全く交流のない期間がこんなに長く続いたのは久しぶりだ。

今日は,長崎大学の卒業・修了式だったそうだ(卒業・修了したみなさん,おめでとうございます)。他の大学を含め,同業者は卒業式に参加し,Facebookなどで書き込みをしている。これが意外と多く,それを見ながら少しさびしい年度末を迎えることになった。

昨日あたりから周りの先生方の引っ越しで,荷物が入り始めた。来週には,教員メンバーが揃う予定だ。十数日後には,第1期生となる大学院生を迎えることになる。所属での初の修了式は2年後となる。そういえば,前任校でも赴任後,授業をしながら,そしてゼミ生を受け持つことになり少しずつ充実していったことを思い出す。

飛躍までにはまだまだ時間がかかりそう。しっかりと飛べるように,頑張って助走を続けよう。