長崎大学小学校教育コース卒論発表会20150208

異動後はじめて,長崎大学へ。教育学部の卒業論文発表会に参加をした。今年度は,ゼミに6名の4年生が所属していたからである。私は12月末で長崎大学を退職をしたが,卒業論文の提出締め切りは1月末だということもあり,途中で抜けてしまうことになった。メール等で卒論の仕上げについてはやりとりし,本日の発表会を迎えた。

発表題目を以下に示しておこう。卒論を進める際には,多くの方々にお世話になりました。

  • 学生のICT活用指導力向上のための授業の提案〜小学校国語科「読むこと」の領域におけるデジタル教科書の活用を対象にして〜
  • ICTを活用した協働学習のための指導法チェックリストの開発と評価
  • 話し合い活動において児童に進行するスキルを定着させるための教師用ガイドブックの開発
  • ARCSモデルを用いた児童のICT活用プレゼンテーション能力の向上についてー児童向けガイドブックの開発を通してー
  • 小学校家庭科教育におけるICT活用指導力定着のための指導者用ガイドブックの開発
  • イラストを活用した協働学習の授業設計マニュアルの開発ー社会科における思考力・判断力・表現力の育成をねらってー

発表の練習等,最後のところには付き合えなかったが,自分たちで頑張り,よい発表となっていた。本人たちの努力もあるが,他の先生にご指導を頂いたところもかなり大きいことがわかった。合同ゼミで指導していただいた藤木先生,小清水先生,倉田先生,瀬戸崎先生に感謝申し上げます。途中でこのような事になったことについて,学生はもちろん,まわりの先生方にも本当に申し訳なく思う。

長崎大学では約50名の学生を担当した。私が4月から所属するのは大学院となるので,今後変更がない限りは学部生に対する卒業論文指導を担当しない(今から考えてみると,大きな選択になる)。そう思うと少し寂しいところもあるが,長崎では多くの良い学生に巡り会えた。大教大ではどのような出会いが待っているだろうか。

卒業生とは一生の付き合い。また,どこかで。