ゼミにおける読書会の取り組み

毎週火曜日の昼休み,3,4年生のゼミ生が弁当を持って集まり,読書会が開かれることになっている。教育関係で勉強したほうが良いことは多くある。毎週のゼミの時間では,ICT活用をはじめとして,教育工学に関するものにテーマを限定するが,それは私の専門が限られるからである。これは教育全体の中でも,ものすごく狭いものである。そこで,他のテーマを勉強するため,毎回だれか1名が1冊の書籍の内容を紹介し,それを議論する。テーマは月ごとに変わる(今月の場合は,道徳教育)。書籍は学生で議論をし,3,4冊を選定することになる。今日取り上げられたのは,以下の書籍であった。
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私が口を出すことは殆どないが,ある部分では分析的に読み,議論を進めていた。授業と生徒指導との関係にも議論が及んでいた。特に4年生は,実習や教員採用試験を経て,少し顔つきが変わったようにも見える。ゼミはバラバラに行うが,このような場を通して,3年生も4年生から学んでほしい。